【S&P500】上値の重い展開。
日足は上値を切り下げる流れを変えておらず、下値リスクがより高い状態ですが、5,200-10にやや強い下値抵抗が出来ており、これを守って小反発に転ずる可能性を残しています。短期トレンドは弱いままですが、5,420-30の抵抗を上抜けて終えた場合は日足の形状が若干改善して上値余地がもう一段拡がり易くなります。この場合でも週足の上値抵抗が5,570-80にあり(下図参照)、これを上抜けて越週するか、日足が5,620-30の抵抗を上抜けて終えない限り、短期トレンドは大きく変化しません。また、5,200を割り込んで終えた場合は、下値余地が拡がり易くなり、5,030~5,170ゾーンにある下値抵抗をどこまで切り崩せるかトライする動きが強まり易くなります。この場合でも週足の抵抗が4,970-80に出来ており、4,950以下で越週しない限り下値余地も拡がり難いでしょう。上値抵抗は5,320-30,5,370-80,5,400-10,5,420-30,5,490-00,5,520-30に、下値抵抗は5,200-10,5,160-70,5,100-10,5,030-40,4,970-80にあります。
無断で複製または転送することは、著作権の侵害にあたります。民法の損害賠償責任に問われ、著作権法第 119 条により罰せられますのでご注意ください。尚、このレポートは情報提供を目的としており、投資の最終判断は投資家自身でなさるようお願い致します。
川合美智子氏コンテンツ一覧
最新のS&P500CFDチャート
米国SP500 株価指数・商品CFDチャート│はじめてのFXなら外為どっとコム
世界のマーケットへ手軽に投資のチャンス!「CFDネクスト」で投資家デビュー
外為どっとコム「CFDネクスト」の魅力
外為どっとコムのCFDサービス「CFDネクスト」は、ひとつの口座でS&P500をはじめ世界の株価指数や金・原油、米国株などのさまざまな商品に投資ができます。
取引手数料が無料
取引手数料が無料なので少ない保証金で取引を開始できます。
S&P500CFDは最大10倍のレバレッジがかけられるため、少ない保証金で効率よくお取引ができます。
ロスカット手数料は別途発生します。詳しくはこちら
「売り」から入ることもできる
「買い」だけでなく「売り」から入ることも出来るため、相場が下落して価格が下がった際にも利益を出すことができます。
「日本円」で取引できる
世界の様々な商品も、FXと同様に「日本円」のまま取引することができます。
CFD(CFDネクスト)について|はじめてのCFDなら外為どっとコム
SP500 プロの予想 上値の重い展開
日銀の公表値によると、11月11日の17時時点では1ドル=153円63〜65銭と、前週末の同時点に比べ1円ちょうどの円安・ドル高でした。円安は、通常なら日本株への強烈な追い風になるはずですが、残念ながら足元の日経平均株価の上値は重く、絶好調の米国株とは対照的に冴えない動きが続いています。
結論から言うと「2025年も米国株市場は強く、S&P500は年末に向けて最高値を更新する」と見るプロが多かった。高値予想の平均値は約6800ポイントで、2024年の最高値から10%以上の上昇が見込まれるという読みだ。
S&P500種指数採用企業の22年10-12月期の増益率(純利益ベース)は23年1-3月期の増益率(純利益ベース)は前年同期比▲4.6%、除くエネルギーセクターで同▲6.2%の見通しです(3月24日。リフィニティブ集計)。一方、TOPIX採用企業の22年10-12月期の純利益は前年同期比▲22.9%となりました(3月期決算企業で除く金融、QUICK集計)。続く23年1-3月期は同+32.7%と大きく上昇する見通しです。今後は米国での金融不安の行方、日本のマクロ指標が注目されそうです。米国では金融不安は一旦落ち着きを取り戻しつつありますが、預金の流出懸念が残る米中小銀行が貸出態度を厳しくするとの指摘もあります。年後半にかけて、借入コストの上昇など企業業績に悪影響が及ぶ懸念があり、株価の上値が重くなる可能性があります。一方、日本では1-3月期以降の生産や輸出などマクロ指標が注目されます。日本経済が回復を続けることで年後半に向けて企業業績の回復に対する信頼感が醸成されれば、株価は堅調さを維持すると思われます。
2024年の年初から11月末までに、米国の主要株価指数の一つであるS&P500は、約27%上昇。最高値を更新し、6032.38ポイントに到達した。はたして、今後もこの勢いは続くのか。総勢48人に及ぶアナリストやストラテジストなどのプロに「2025年のS&P500の値動き予測」をしてもらった。
S&P500が5,800ポイント台へしっかりと上昇する場合は、さらなる上値トライのシグナルと捉えたい。
米国リート市場は、FRBの利上げ打ち止め観測と先行きの景気後退が意識され、当面不安定な動きになることが見込まれます。ただし、米国経済はリセッションに陥るとしても、比較的軽微なものにとどまるとみられます。景気後退懸念が和らげば、米国リート市場は緩やかに上昇するとみています。欧州リート市場は、ECBによる引き締め姿勢から上値の重い展開を想定します。ただし、中長期では財政支出による景気回復とともに持ち直すとみています。日本リート市場は、景気回復の動きが続くものの、日銀の金融政策の不透明感から当面レンジ内でもみ合うとみています。アジア・オセアニアリート市場は、景気回復に伴いシンガポール中心に緩やかに上昇するとみています。
プロが強気になる理由は2つある。1つは「米国経済の成長が継続する」と見られていること。IMF(国際通貨基金)によると、2025年の米国経済は2.2%の成長が予測されている。
コメント