日経平均『最弱』からの復活、トランプ右往左往相場に変化が【CFD】4月23日(水)野村雅道 #外為ドキッ

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日経平均『最弱』からの復活、トランプ右往左往相場に変化が【CFD】4月23日(水)野村雅道 #外為ドキッ
 

見てわかる聞いてわかる、動画で解説

動画配信期間:公開日から2週間

動画の内容をギュッと要約

日経平均株価は2025年に入り世界の主要株式市場の中でも最も弱い動きを示しており、ナスダックと共に「世界最弱の株式市場」との評価を受けていた。しかし、ここ数日は状況に変化の兆しが見られている。これまでアメリカのトランプ政権によるドル安政策の影響で、投資資金は欧州株やイギリス株に流れる傾向があったが、最近になってその資金の一部が日本市場にも還流し始めている。
大和証券が消費者関連株に対して強気の見方を示したことも、市場心理に好影響を与えており、特に消費関連銘柄を中心に株価の上昇がみられた。また、紙パルプや電力など内需関連株も市場を下支えする役割を果たしている。トランプ政権による急進的な政策が今後緩和されていくとの見方が広がれば、日本株の上昇力はさらに増してくる可能性がある。ただし、株価の大幅な反発には何らかの明確な刺激材料が必要であり、現状では大きなカタリスト(変化を引き起こす要因)が不足している状況だ。
米国株式市場では、ベッセント財務長官が米中貿易交渉の緩和に言及したことが好感され、S&P500指数が上昇した。さらに、トランプ大統領がパウエルFRB議長の解任を行わないと表明したことも株価上昇に寄与した。加えて、イーロン・マスク氏が政府関連の役職から撤退してテスラの業務に専念すると発表したことも、投資家心理を改善させる要因となった。
金(ゴールド)市場に関しては、これまでリスク回避の動きを背景に上昇を続けてきたが、米国株式市場の回復やトランプ政権のリスク緩和姿勢により、一時的な調整局面を迎えている。金価格はリスクオフの市場環境では上昇し、リスクオンの環境では下落する傾向があるため、現在の下落は市場心理の改善を示している。ただし、トランプ大統領の予測不能な発言や政策変更によっては、再び急騰する可能性も十分に残されている。金市場の変動は今後も世界の政治・経済情勢と密接に連動していくと予想される。
原油市場については、米国株式市場の回復と景気見通しの改善を受けて、価格が60ドル台から64ドル台へと上昇した。特に米国の景気が良好であれば石油需要の増加が見込まれるため、原油価格の上昇につながる傾向がある。また、イランに対する新たな経済制裁の可能性が報じられたことも、供給懸念から原油価格を押し上げる要因となった。今後も世界経済の活発化に伴い、原油価格は上昇基調を維持する可能性が高いが、中東情勢の変化や米国の政策次第では不安定な動きとなることも予想される。

全体として、米国と日本の株式市場は回復の兆しを見せているものの、トランプ大統領の突発的な発言や政策変更によって、市場が再び大きく変動する可能性があるため、引き続き注意深い市場観察が必要とされる。

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野村雅道 氏
FX湘南投資グループ代表 1979年東京大学教養学部を卒業後、東京銀行(現三菱UFJ銀行)入行。82年ニューヨーク支店にて国際投資業務(主に中南米融資)、外貨資金業務に従事。85年プラザ合意時には本店為替資金部でチーフディーラーを務める。 87年米系銀行へ転出。外資系銀行を経て欧州系銀行外国為替部市場部長。外国為替トレーディング業務ヴァイスプレジデントチーフディーラーとして活躍。 財務省、日銀および日銀政策委員会などの金融当局との関係が深く、テレビ・ラジオ・新聞などの国際経済のコメンテイターとして活躍中。為替を中心とした国際経済、日本経済の実践的な捉え方の講演会を全国的に行っている。現在、FX湘南投資グループ代表。

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8月末の日経平均の終値は38,647円、それに対して最も値下がりした8月5日の安値は31,156円までありました。 そこから月末にかけてかろうじて値を戻した、というのが正直なところです。 マーケット参加者の心理状況は、8月を通じてかなり厳しい月だったと想像されます。

日経平均は8月の騰落率は▲1.16%でした。 史上最大の下げを記録した月の下落率としてはかなり小幅なものに思われますが、初旬に株価が大きく下落した後は徐々に値を戻す展開となりました。

そうしてやってきたのが、8月5日の暴落だ。日経平均株価は4451円安となり、ブラックマンデー時に記録した最大の下げ幅を約37年ぶりに更新した。

8月の株式市場は大荒れの月となりました。 日経平均は7月後半に史上最高値を更新したものの、8月初旬には今度は史上最大の下げに見舞われました。

株式投資を始めてから30年はペットショップや雀荘などを経営していたシゲルさんだが、86年に雀荘を売却し、専業投資家に転身。順調に資産額を伸ばしていたところに起きたのが、87年10月のブラックマンデーだった。米ニューヨーク株式市場での大暴落が日本にも波及したこのとき、日経平均は1日で3836円急落した。長いシゲルさんの投資人生の中でも、一番の暴落の記憶だ。

それでも、その後の日経平均株価の回復は早かった。88年に入ると目ざましい急上昇ぶりを見せ、89年12月には史上最高値(当時)となる3万8915円を付けた。シゲルさんの資産額も一気に10億円に達した。

日経平均以外の株価指数も同様です。 TOPIXの8月の騰落率は▲2.93%と続落しました。 8月末値の2,712ポイントに対して、月間の最安値は2,206ポイント(8月5日)まで値下がりしました。

[東京 18日 ロイター] -寄り付きの東京株式市場で日経平均は、前営業日比23円72銭安の3万4353円88銭と、小幅に反落してスタートした。寄り付いた後は小幅高に転じる場面もみられたが、再びマイナス圏で推移している。半導体関連の一角が売られ、相場の重しとなっている。そのほか、海運は堅調、医薬品、鉱業などもしっかり。サービスやその他製品、機械が弱含みとなっている。

日経平均株価が最高値を更新した24年には、資産が20億円に到達した。テレビなどでは「日経平均株価5万円到達も夢ではない」といった言葉も躍った。そんな様子を見たシゲルさんは、「5万円になるかもしれないし、暴落するかも分からん。それは分からんで」と言い続けてきた。

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7月に入り、株高が進んでいます。日経平均株価、東証株価指数(TOPIX)とも史上最高値を更新しました。

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