駅に4千人滞留 万博アクセス課題
「大阪・関西万博」は2025年、国内で最も注目されている国際的なイベントです。今年4月~10月にしか開催されない大きなイベントなので、興味のある人は早めに参加を検討してみてください。入場チケットはインターネットによる事前予約制で、大きな荷物を持ち込めないなどの注意点もあるので、心配な方は読売旅行のツアーも便利です。
【速報】「バスを急に100台用意できない、その場で待っていただく必要」一夜明け万博協会が見解表明 大阪メトロ・中央線が一時運転見合わせ 約4000人が夢洲駅に滞留「情報連携、改善を図る」
「大阪・関西万博」は2025年4月13日~10月13日の184日間、開催されます。
「大阪・関西万博」は、夢洲(ゆめしま)で開催されます。夢洲は大阪市此花区、大阪北港にある人工島で、2024年時点で大阪市の最西端に位置しています。
ほかにも、ギャラリーではいけばな展や日本刀展、アリーナでは音楽フェスやプロレス興行、メッセでは大相撲万博場所やロボットイベントなど、各所で多彩な催しが開催される予定で、日本の文化や多様性について深く知るきっかけになるでしょう。
期間中に目標の1500万人を大幅に上回る2205万人が来場した。開幕前の内覧会には、地下鉄とリニモの乗換駅に「80分待ち」のプラカードが掲げられた。交通網が機能不全に陥った証左だ。
開幕2日目を迎えた大阪・関西万博。数ある海外パビリオンの中でもひときわ強い思いを持って参加している国があります。 (取材・報告:中谷しのぶキャスター)◆◆◆◆◆ 様々な国が共同で利用している「共同パビリオン」。その一角に、ウクライナのブースがあります。 ブース内はウクライナの国旗の黄色と青で統一されていて、一見お店のような構えなんですが、「Not For Sale」売り物ではないというテーマが掲げられています。 18種類のアイテムがこのように並べられていて、それぞれバーコードが付いているんです。例えば、こちらのMのオブジェクトなんですが、バーコードをこのように読み取りますと、映像が表示されます。地下鉄の中のシェルターで子どもたちが授業を受けている様子です。 それぞれ付けられているバーコードは、ウクライナの今の暮らしを知る、また違った映像を見ることができるということです。 今回担当者の方、そしてパビリオンを実際にご覧になった方に話を伺いました。 ウクライナ館 インナ・イリナさん「ウクライナは戦争が続いている。ウクライナ人は頑張って生き続けている。売ることができない価値観のために頑張っている」 ポーランドから来た人「ポーランドとウクライナは隣接していて、避難民も受け入れている。ここにある展示を見て、とても心が痛んだ」 先ほど展示を見た方は涙を流されている方もいらっしゃいました。 反対側には、「戦時下でも今も続くウクライナの経済」という展示があります。 こちら「サイレン」なんですが、実際にウクライナ、ロシアから銃撃された跡というのがあり、ウクライナでサイレンは、今も戦争が続いているんですが、銃撃を受けた後も正常に動いているということです。 またこちらのリュックは実際に兵士が使っていたもの、そしてウクライナ侵攻後に開発されたウェットティッシュなども一緒に展示されています。ウクライナでは人々が今も強く生きているんだという、本当に強いメッセージを感じる展示となっているんです。 一方のロシアは今回、万博を撤退しています。そしてこの館の中には、同じくイスラエルの展示もあって、隣の建物にはガザ地区で今も戦闘が続くパレスチナの展示もあるんです。そちらも取材してきました。 パレスチナの展示では、ガラスケースの中が空になっていて、そして中には「尋ねて」というカードが掲げられているんです。空港からまだ出荷できない、そして今もまだ到着が見えない、そういった状況が続いています。 命を掲げる万博で平和を考える、その輪を広げていく、この万博の意義というのをここに来て改めて感じます。
当時の万博協会で運営統括を担った本庄孝志(69)は、改札機の増設やシャトルバスの増便など開幕後も対応に追われた。会期終盤には自転車の来場者が急増したため、歩道の一部を潰して駐輪場を9倍の2700台分まで拡大した。
最新技術を体感できるイベントも見どころの一つです。毎日開催される「One World, One Planet.」は会場全体の音響や照明装置、プロジェクションマッピングが連動する壮大なショー。AR(拡張現実)への投稿で参加することもできます。また人とテクノロジーが共創する実験的ライブエンターテイメント「Physical Twin Symphony」や、建材に新素材の高機能フッ素樹脂を用いた「万博サウナ 太陽のつぼみ」などもあります(以上は2024年12月時点の予定で変更の可能性があります)。
本庄は「予期せぬ事態は必ず起きる。迅速に柔軟に対応する『カイゼン』ができるかが、万博の成否を握る」と助言する。
2025年大阪・関西万博に関するさまざまなニュースをお届けします。
大阪・関西万博を主催する日本国際博覧会協会は23日、22日夜に起きた鉄道のトラブルで、会場の最寄り駅に一時約4千人が滞留したと明らかにした。会場は人工島で、アクセスの課題が改めて浮き彫りになった。
万博会場は、大阪湾に浮かぶ人工島・夢洲にあり、交通手段は、夢咲トンネル(鉄道)、夢舞大橋(道路)の主要2ルートに限られる。災害や事故の発生時に交通が寸断される恐れがあり脆弱(ぜいじゃく) 性が指摘されてきた。
会期中のほぼ毎日、万博に参加する約160の国・地域・国際機関が1日ずつナショナルデーかスペシャルデーを開催します。それぞれの国の参加を称え、その国の文化への理解を深めて国際親善の増進に寄与することを目的にしています。当日は、EXPO ナショナルデーホール「レイガーデン」にて、国内外の賓客や一般の来場者を招いて行う式典が行われ、多様な文化に触れられます。
特に日本館は、開催国として開催テーマ「いのち輝く未来社会のデザイン」のプレゼンテーション拠点という位置づけです。万博会場内の生ゴミを利用したバイオガス発電など、循環を生み出して持続可能な社会に向かうような取り組みを発信しています。
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