[米ドル円]一先ず安心感

東京早朝にトランプ大統領がパウエル議長解任の意向はないと発言したことでドル円は143円台に上昇。前日まで中央銀行の信認低下による米国売りが一転。
また、NY時間に米政府が対中関税を引き下げるとの報道から株価も反発。リスクオンの円安が進んだ。更に、その後ベッセント財務長官が「強いドル政策を維持」「日米交渉で特定の通貨目標を求めない」と発言。市場はドル高円安是正への期待が後退しドル円は143円ミドルまで買い戻されている。
トランプ大統領の二転三転する発言に相変わらず振り回されている。
FRBに対しては依然として利下げ圧力をかけており、また解任という脅しが始まる可能性もある。また、日米財務相会議では特定のレベルは示されないとしても貿易赤字削減のための円安是正を求める可能性は残る。
一先ず市場には安心感が広がったが、それも一時的とみる。

ドル円予想レンジ：144円00銭（50％）～141円50銭

※上記の内容は、利益の保証をするものではございませんので、ご自身で判断して取引を行ってください。

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テーマ:FX(外国為替証拠金取引) – ジャンル:株式・投資・マネー