【S&P500】上値余地が限られる可能性。
直近の日足は前日足から大きく上寄りのスタートとなりましたが、上値トライに失敗して実体の小さい陰線引けとなりました。上値トライに失敗した形となったことや、日足の上値抵抗にもぶつかっており、反発力の鈍い状態ですが、下値を切り上げる流れを維持しており、5,300を割り込んで終えない限り、下値余地もまだ拡がり難い状態です。但し、5,200-10,5,150-60の抵抗を全て下抜けて終えた場合は、再び下値リスクが点灯して5,000~5,100ゾーンの足元を固め直す動きに繋がり易くなります。上値抵抗は5,400-10,5,420-30,5,470-80,5,500-10にありますが、5,500台に実体を乗せて終えれば短期トレンドが変化して上値余地がさらに拡がり易くなります。下値抵抗は5,350-60,5,300-10,5,230-40,5,200-10,5,150-60にあります。
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SP500 プロの予想 上値余地が限られる可能性
[シナリオ②-1] 一方で、「1.09000NZドル」で上値を抑制された場合は、「上値抵抗圧力の強まり」→「下値切り下げ」となりそうです。当該ケースでは、「遅行スパンの“逆転”」や「SARの売りサイン継続」なども伴いながら、BB・-2σラインをメドとする「1.05000NZドル」(上図Ⓑ水色線)付近まで下落しそうです。
チャート的にみると、NYダウは4万ドルを試してもおかしくありません。今年NYダウは、1920年と2000年の高値同士を連結する超長期の上値抵抗線を上回りました。このためチャート面の上値を測る上で参考になるのは、1932年と82年の安値を連結したラインをベースとする上昇チャネルラインとなります。このチャネルラインの上限は、22年には42,772-44,698ドルに位置しています。
[シナリオ②-1] 一方で、「0.86550ポンド」で上値を抑制された場合は、「上値抵抗圧力の強まり」→「下値切り下げ」となりそうです。当該ケースでは、「(心理的な節目である)0.85000ポンド割れ」や「SARの売りサイン継続」なども伴いながら、BB・-2σラインをメドとする「0.84000ポンド」(上図Ⓑ水色線)付近までの下落を想定すべきでしょう。
[シナリオ①] これからの時間において「1.09000NZドル」を終値ベースで上抜けブレークした場合は、「基準線超え」→「上値トライ」のトリガーとなりそうです。当該ケースでは、「(心理的な節目である)1.10000NZドル超え」や「SARの買いサインへの転換」なども伴いながら、BB・+2σラインをメドとする「1.13000NZドル」(上図Ⓐ赤色線)付近までの上昇を想定すべきでしょう。
コスティン氏によれば、経済や企業利益、バリュエーション、資金フローを考慮したゴールドマンの予測モデルは、上値余地がないことを示唆している。ゴールドマンのエコノミスト陣は今年の米実質成長率を3%程度、同行の株式ストラテジスト陣は企業利益の伸びを8%とそれぞれ予想。一方で、バリュエーションはすでに歴史的な高水準に達していると指摘した。
そのため今後、RBAの姿勢が利上げに前向きなものへと変化すれば、そのインパクトは大きいと考えられます。豪ドルの強い支援材料となり、豪ドル/円は上値を試す展開が想定されます。
[シナリオ①] これからの時間において「0.86550ポンド」を終値ベースで上抜けブレークした場合は、「基準線超え」→「上値切り上げ」となりそうです。当該ケースでは、「BB・+2σラインおよび(赤色雲の上辺である)先行2スパン(≒0.88500ポンド)超え」や「SARの買いサインへの転換」なども伴いながら、心理的な節目である「0.90000ポンド」(上図Ⓐ赤色線)付近までの上昇も視野に入れるべきでしょう。ただし、本稿執筆(23年12月)時点では、赤色雲が厚い形状(=強い上値抵抗帯)となっていることから、上値余地は限定的となりそうです。
24年には主要中銀の多くが利下げに転じるとみられる一方、日銀はマイナス金利の解除など金融政策の正常化へと動くことが想定されます。そのため、クロス円は次第に上値が重くなっていく展開になりそうです。
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