
東京市場は堅調か。米国株は上昇。ダウ平均は486ドル高の40093ドルで取引を終えた。下落して始まったものの、すぐにプラス転換すると上げ幅を広げる展開。エヌビディアやアマゾンなど主力グロース株が上昇をけん引した。ドル円は足元142円70銭近辺で推移している。CME225先物は円建てが大証日中終値と比べて540円高の35570円、ドル建てが630円高の35660円で取引を終えた。
米国株が力強い上昇となり、投資家の不安心理を示すVIX指数は3日連続で低下している。CME225も大幅高スタートを示唆しており、日本株にも買いが入ると予想する。加藤財務相とベッセント米財務長官の会談では、為替に関する議論がなかったことが伝わっている。続報が届けば内容次第で指数が大きく動く可能性はあるが、ドル円の波乱要素が低下したことはポジティブ。外需銘柄には資金が向かいやすい。楽観ムードが醸成され、場中は下げづらく上げやすい地合いが続くだろう。日経平均の予想レンジは35400円-35800円。
・提供 DZHフィナンシャルリサーチ
見通し 今日の株式見通し堅調か 米国では主力グロース株が上昇をけん引
<24年の豪ドル/NZドルの見通し> RBAとRBNZのいずれも、24年には利下げに転じる可能性があります。金融政策面からみれば、豪ドル/NZドルには明確な方向感が出にくいと考えられ、1.05~1.11NZドル(22年11月から続くレンジ)の動きが想定されます。
期末配当を従来見通しの35円から40円に引き上げ、年間配当金(65円)も過去最高です。 株価は大きく上昇し、時価総額が初めて1兆円の大台を突破しました。
<24年の米ドル/カナダドルの見通し> FRBとBOCはいずれも24年に利下げを行うとみられることから、金融政策の方向性は同じと考えられます。また、市場の予想通りに利下げが行われるとすれば、FRBとBOCの政策金利の差も現状から大きな変化はなさそうです。金融政策面からみれば、米ドル/カナダドルは明確な方向感が出にくいかもしれません。1.30~1.40カナダドル(22年9月以降続くレンジ)の動きが24年も継続しそうです。
市場では、RBAの利上げサイクルはすでに終了し、次の一手は利下げとの見方が強まっています。市場の金融政策見通しを反映するOIS(翌日物金利スワップ)によれば、24年6月に利下げが開始されて、24年末までに合計0.50%利下げが行われるとの見方が有力です(23年12月20日時点)。
さらに東京エレクトロンは、この時に自社の業績見通しばかりでなく、世界の半導体市場全体の見通しも引き上げています。
同時に明らかにした翌2024年1-3月期の売上高の見通しは、8.5-9.0億ドルと市場の見通しを大幅に上回るものとなりました。 アームの株価はNASDAQのアフター市場で+25%高まで急騰しました。 予想を上回る増収の原動力が、AI向け半導体の需要増です。
BOCの次の一手は利下げになると市場は予想しており、市場の関心は利下げ開始のタイミングとそのペースへと向いています。市場の金融政策見通しを反映するOIS(翌日物金利スワップ)によると、BOCは24年4月に利下げを開始し、24年末までに合計1.25%の利下げが行われるとの見方があります(23年12月20日時点)。
それによれば、世界の前工程の製造装置市場は、2024年にはこれまでの最高記録だった2022年に並ぶ1000億ドル(15兆円)に達すると見ており、さらに2025年も前年比2ケタの伸びが見込まれます。 3か月前の決算時は、2024年と2025年合わせて2000億ドルという見通しでした。
一方で、NZの景気はRBNZの想定以上に減速しています。7-9月期のGDPは前期比マイナス0.3%と、RBNZが23年11月の金融政策報告の中で示した見通し(プラス0.3%)に反してNZ経済はマイナス成長に陥りました。
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