金(ゴールド)CFD(外為どっとコムの取引口座「CFDネクスト」の銘柄名:金スポット)について、昨日の振り返りと現在のポイントについて短時間で確認できるようまとめました。
金(ゴールド)市場の値動き まとめ
金相場は24日、前日の大幅な下落から回復し、3日ぶりに上昇に転じました。ニューヨーク商品取引所(COMEX)の6月限は前日比54.50ドル(1.65%)高の1オンス = 3348.60ドルで取引を終えました。
相場上昇の主な要因としては、前日に年初来最大の下落(3.66%安)を記録したことによる割安感からの買い戻しが挙げられます。また、外国為替市場におけるドル安・ユーロ高の動きがドル建て商品である金の魅力を高めたことも支援要因となりました。時間外取引では米中の関税交渉への懸念から買いが入り、欧州時間には一時もみ合いとなりましたが、終盤にはドル安を背景に底堅い動きを維持しました。
米国の貿易政策に関する懸念も金価格の支援材料となっています。米連邦準備制度理事会(FRB)のウォラー理事は、高水準の関税が再導入された場合、企業が人員削減に動く可能性があり、そうした状況では労働市場保護のための利下げを支持すると発言しました。同様に、クリーブランド連銀のハマック総裁も、説得力あるデータが得られれば6月にも政策変更の可能性があるとの見解を示しました。
市場参加者の間では、貿易摩擦による景気後退を防ぐため、金融当局が予想より早く利下げに踏み切るとの見方が強まっています。こうした金融緩和見通しは、利息を生まない資産である金にとって追い風となる傾向があります。
最新の金(ゴールド)CFD チャート
30分足チャート
日足チャート
「CFDネクスト」での金(ゴールド)スポット価格について、テクニカル分析では単純移動平均線(10日)が上向きになる中、価格は移動平均線の上に位置している。また、相場の過熱感をはかるRSIは、70を割り込み、60付近で推移している。
※リアルタイムの価格はこちらから確認できます。
金スポット 株価指数・商品CFDチャート│はじめてのFXなら外為どっとコム
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金(ゴールド)の上昇・下落変動要因
上昇要因
インフレの期待:物価上昇の予測が強まると、金を価値保存手段として買う動きが強まる。
経済的不安定性:経済危機や金融市場の不安定時には、安全資産としての金への需要が高まる。
実質金利の低下:金利がインフレ率を下回ると、金への投資が魅力的になる。
通貨価値の低下:特に米ドルが弱まると、金価格は上昇する傾向がある。
地政学的緊張:紛争や政治的不安が高まると、リスク回避のため金への投資が増える。
中央銀行による購入:中央銀行が金を買い増すと、供給が減り価格が上昇する。
下落要因
インフレ率の安定または減少:物価上昇の懸念が和らぐと、金への投資需要が減少する。
経済的安定:経済が安定し、リスク資産への投資が増えると、金への需要が減る。
実質金利の上昇:金利がインフレ率を上回ると、金に対する魅力が減少する。
通貨価値の強化:特に米ドルが強まると、金価格は下落する傾向がある。
地政学的緊張の緩和:地政学的リスクが減少すると、金へのリスク回避需要が落ちる。
中央銀行による売却:中央銀行が金を市場に売り出すと、供給が増え価格が下がる。
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その理由は 純金という素材の柔らかさにあります
身近なゴールドジュエリーをチェックしてみると、「K18」「K14」といった刻印のアイテムが多いことがわかります。なぜ「K24」の純金ではなく、純度を下げた合金を使用するのか?と、不思議に思う方も多いのではないでしょうか。その理由は、純金という素材の柔らかさにあります。
純金に銅、銀、パラジウムを混ぜたピンクゴールドは、ピンクがかった優しい色合いが特徴です。銅の割合が多いほど赤みが強く、少ないと淡いピンク色になります。
それでは、過去・現在の世界情勢を振り返ると、金価格はどうなったか見ていきたいと思います。 過去の世界情勢(地政学的リスク)を振り返ると、1973年のイスラエルとエジプト・シリアをはじめとするアラブ諸国の間で勃発した第四次中東戦争では、日本は原油が高騰して第一次オイルショックが発生し経済的打撃を受け、翌年の1974年には世界的に金価格が急騰しました。 そのほかにも、1979年の旧ソ連軍によるアフガニスタン侵攻、1990年の湾岸戦争、2001年のアメリカ同時多発テロ、2003年のイラク戦争、2019年に顕著になった米中貿易摩擦や香港のデモ、2020年初頭のアメリカとイランの緊張関係や、5月にアメリカで発生した白人警官による黒人男性への残虐行為に抗議した運動「BLM(ブラック・ライブズ・マター)運動」など、いずれも地政学的リスクが高まるときに金価格が急騰しています。 一方、経済面においても、世界的株価大暴落となった「ブラックマンデー」や「リーマン・ショック」の際は、投資家を中心に金の上昇要素が揃いはじめ、金価格が高騰しました。 そして2020年、急激に世界中に感染が拡大した新型コロナウイルス感染症(COVID-19)。この未曾有の世界的パンデミック(感染症や伝染病の世界的な大流行)により世界経済は大混乱に陥り、金価格が歴史的な高値圏を推移しています。 このように、世界情勢・経済の先行きが不透明になるなど有事の際には、必ずと言って良いほど安全資産として買われ価格が高騰するのが「金(GOLD)」なのです。
「金の純度を知りたい」と思ったときに、純度よりも先にチェックするべき項目があります。それは、「本物の金なのかどうか?」という点です。こちらを自分で調べたいときには、自分の手で持って、その感触をチェックしてみてください。
混合物の割合が増える14金は、リーズナブルな価格で手にしやすいという特徴があります。ただし金の割合が減少するため、金特有の色味が失われてしまうほか、変色リスクも上昇するでしょう。
同一体積の水の重さを「1」とすると、K24の重さは「19.13~19.51」、K18の重さは「14.84~16.12」です。この数値が「比重」であり、対象の比重がこの範囲に当てはまれば、それぞれの金を判別できるという仕組みになっています。
現代における金の用途は宝飾品にとどまらず、電子機器や医療・美容関連など多岐にわたります。加えて、発展途上国の急成長により、さらに金の需要が高まる可能性も考えられます。
また、古代エジプト時代においても、金は非常に重要な金属として扱われていました。なかでも、古代エジプト王・ツタンカーメンの黄金マスクをはじめとした金製品は豪華で、王の富と地位を象徴していることで知られています。
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しかし、金の価値は、純度によって決まります。純度が高いほど、金の含有率が多くなるため、価値が高くなります。金の含有量が99.99%の純金が、最も価値が高い金です。
14金は、金の純度が58.5%です。純度は低めである分、18金と比べて輝きはやや鈍く、使っているうちに錆びや赤みが出てしまうという特徴があります。その分、ほかの混合物の影響で耐久性が高くなるのがメリットです。
金は、古くから人類に愛されてきた長い歴史があり、現在も宝飾品から電子部品、日用品まで、さまざまな用途で利用されています。
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金の売却のタイミングを検討しているなら、以下の記事も参考にしてみてください。
ゴールド製アクセサリーの刻印で、「K18GF」「K18GP」のように、純度のあとにアルファベットが付加されているものを見かけたことはありませんか? GFやGPは、そのアクセサリーにメッキなどの金属のコーティングが施されていることを表します。
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