吉野家 国産ダチョウ丼提供開始 6万食限定 「第4の肉」
「牛丼の吉野家」なのにダチョウの化粧品を本格展開――? 吉野家ホールディングス(HD)のグループ会社「SPEEDIA(スピーディア)」は、オーストリッチすなわちダチョウのオイルを使ったスキンケア商品の本格展開を始めた。商品は、吉野家公式オンラインショップで販売している。
吉野家HDは、ダチョウ事業を長期的に育成し、牛や豚と並ぶ一般家庭向けの食材にしたいと考えている。また、畜産リスクの分散を図り、代替ミート市場でもダチョウが有力な選択肢となるよう研究を進めている。
牛丼の吉野家ホールディングスは2025年1月7日に、鶏白湯ラーメン、台湾まぜそばを主力とするラーメン店「キラメキノトリ」などを展開するキラメキノ未来を子会社化する。
吉野家ホールディングスは、さまざまな課題を迎える現代、次世代へと継承される持続可能で革新的な価値を 創出し続けてまいります。
株式会社吉野家ホールディングス(代表取締役社長:河村泰貴、本社:東京都中央区)は、本日よりオーストリッチ(ダチョウ)に関する事業を開始しました。オーストリッチ事業を本格的に始動することで、吉野家ホール ディングスは今後、食・健康に加えて美容の面でも皆様の生活に寄り添う存在へとなっていきます。
なお、今後は「ハンド&ボディケアミルク」300ml/20gの販売を予定しています。商品ラインナップ拡充を検討した際に、当社の従業員の肌悩みの多くが手荒れであったことから本商品を開発しました。オーストリッチオイルに羽からとれるオーストリッチケラチンを掛け合わせ、99%以上天然由来成分で仕上げました。また、飲食業の方が使うことも想定して、無香料としました。現在、吉野家の全国店舗で先行して従業員が使用しています。SPEEDIAの商品は皆さまの肌悩みにアプローチできる存在でありたいと考えており、皆さまの声に耳を傾けながら、商品開発を続けてまいります。
一方、近年、人口増加、気候変動、食糧問題などが危惧されています。当社は、今後もお客様に安心健康で豊かな食事を提供し続けていくためには、食糧の種類の集中化を防ぎ、多様な食糧によって健康を維持する必要があると考えています。当社の主幹事業である吉野家で125年にわたって伝統を守り品質を磨き続けている「牛丼」に続く第二の柱として鶏の「から揚げ」を据えるなど畜種分散を進めているのもその一環です。また、未来を見据えて、オルタナティブミート(次世代の代替肉)の研究も進めています。
本日から、これらの研究結果を活かした商品の販売を開始します。SPEEDIAは美容効果が期待できるオーストリッチオイルを配合したスキンケア商品「グラマラスブースターオイル」などの本格販売を、ヘルシーなオーストリッチミートを使った商品「オーストリッチ丼〜スープ添え~」は吉野家の一部店舗で約6万食の数量限定で販売をいたします。
牛丼チェーン店「吉野家」を展開する吉野家ホールディングス<9861>が、いよいよオーストリッチ(ダチョウ)事業の本格展開に向け動き出した。
吉野家ホールディングスは経営理念に「For the People~すべては人々のために~」を掲げ、日常食の担い手として皆様に安心健康で豊かな食事を提供することは重要な社会価値と考えています。そのため、栄養機能を専門分野とする研究者を外部から招聘し、エビデンスに裏付けられた「健康」そのものの追求へ取り組みを深化させ続けています。例えば、「食べることで健康を目指す」機能性表示食品や特定保健用食品の研究開発を行うなどして、専門的知見や技術開発成果を各施策へ応用しています。
吉野家HDはダチョウを食材としての可能性に注目し、牧場経営を開始。規模拡大と事業の黒字化を図るため、副産物であるダチョウオイルを活用したスキンケア商品を開発した。これにより、新たな収益源を作り出し、長期的な飼育頭数の増加を目指している。
吉野家、国産ダチョウ丼提供開始 6万食限定、「第4の肉」
吉野家ホールディングス(HD)が、ダチョウのオイルを使ったスキンケア商品の販売を開始した。ダチョウのオイルは人間の皮膚に近く、植物オイルよりも高い浸透力を持つことから、化粧品市場での新たな需要を狙っている。同社はこの事業を通じてダチョウの飼育拡大と黒字化を目指している。
同社は吉野家公式通販ショップで、子会社のSPEEDIA(東京都中央区)が生産する、オーストリッチから抽出した美容成分を含むスキンケア商品の販売を始めた。
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