エンベロープ逆張りの戦略4月の実例
エンベロープでも同様に、センターラインを抜けたら、そこで順張りエントリーを行います。
これはエンベロープの否定になるため、頻発するようならば、設定値が適切でない可能性があるので調整しましょう。その上で、こうした局面が発生したら、通常の範囲でのトレンドを超えた状態と判断できます。
相場に勢いがある時、バンドに沿うように価格が動いて行くことを「バンドウォーク」と言います。バンドウォークが出現したら、その勢いを利用して、トレンドフォローの順張りを行いましょう。エンベロープのバンド際で反発するかしないかを確認し、反発せずにバンドウォークを始めたら、そのまま勢いに乗るのです。
価格が一定範囲で動いているいわゆる“ボックス相場”の場合、エンベロープを適切な乖離率に設定しておくと、上限バンド・下限バンド付近でローソク足が反発しやすいことが多々あります。
しかしセンターラインから等距離のまま変わらないエンベロープでは、往々にしてバンドから離れて行く現象が発生します。この場合、バンドから離れた時が、買いや売りのエントリーのタイミング。そして、価格がバンドに戻ってきた時が、決済のタイミングです。
テクニカル指標に「エンベロープ」という用語があります。
スキャルピングを行う場合、1本調子のトレンド相場ではなく、周期的に価格が上下していることが前提条件です。そこで「バンドの上端で売り下端で買う」という、エンベロープの基本に則ったトレードを行います。
価格の推移から引いたサポートラインやレジスタンスラインが、エンベロープのバンドと一致していたら非常に強い指標です。
エンベロープは移動平均線を中心とするため、ほかのトレンド系指標やオシレーター系指標と非常に相性が優れています。
ドル/円相場は日足で円安トレンドが発生するか、相場が逆張りゾーンまで下落しないうちは、新規に大きなポジションを作ることを控えている。ドル/円相場に関しては13時間エンベロープを観ながら1時間足での押し目買い・吹き値売り売買を続けているが、これも大幅にポジションを縮小しての相場参戦である。
スキャルピングは、ごく短時間にトレードを繰り返し、小さな利益を積み上げていく手法です。その性格上、向いているのは価格が細かく上下しており、動きの上端や下端で逆張り狙いのできる相場となります。つまりエンベロープを活用しやすい手法と言えるわけです。そこで、スキャルピングに特化したトレード手法を取り上げましょう。
こういった場面では、しっかりとトレンドの確認をすること、そしてエントリー後の損切りラインを決めておくことが大切です。
エンベロープの計算式は、下記の通りです。
ではエンベロープを描画する計算方法について見ていきましょう。とは言え、計算式はシンプルです。また実際のトレードにおいて、計算式を知らなくても不利にはなりません。
エンベロープは、基準となる移動平均線をセンターラインとして中央に置き、その上下に表示させるラインです。上のラインをアッパーバンド(UPPER BAND)、下のラインをロワーバンド(LOWER BAND)と言います。
コメント