
ほぼ寄引同事線引け。191.35円まで上伸するも前日高値を前に伸び悩むと、一目均衡表・雲の下限を割り込んで190.40円まで下押すも一目・基準線に下支えされるなど、方向感が定まらなかった。
本日も引き続き、191円台前半から192円台前半にかけてかかる雲と、190.18円に位置する基準線のどちらをブレイクするか見極める展開となるか。雲をこなせば、さらに192.41円前後で推移する200日移動平均線も抜け上伸する流れが視野に入ってくる。一方、基準線を下抜けると一目・転換線189.60円に向けた一段安も想定される。
レジスタンス1 192.26(日足一目均衡表・雲の上限)
前日終値 190.83
サポート1 189.60(日足一目均衡表・転換線)
(川畑)
・提供 DZHフィナンシャルリサーチ
一目均衡表は 相場の動きを分析するテクニカル指標の一つです
一目均衡表は、5本の線と線に囲まれた「雲」とローソク足を組み合わせて分析します。他のテクニカルチャートに比べると使用する線が多かったり構成要素が多かったりして、ちょっと複雑だなと感じる部分があるかもしれません。実際、一目均衡表の根底にある理論を完璧に理解するのは簡単ではありません。それでも、視覚的に相場の転換点などを示してくれるので、ポイントを押さえれば初心者でも使いこなすことができる便利なテクニカルチャートです。
一目均衡表は、相場の動きを分析するテクニカル指標の一つです。日本発祥のテクニカルチャートで、国内外の投資家が活用しています。5本の線と線に囲まれた「雲」とローソク足を組み合わせて分析します。見方のポイントを押さえ、相場分析に役立てましょう。
一目均衡表とは、相場の動きを分析するテクニカル指標の一つです。1936年に細田吾一氏(ペンネームは一目山人【いちもくさんじん】)が開発した純国産のテクニカル指標で、同じく日本で考えられたローソク足チャートと並んで海外投資家にも人気があるチャートの一つです。
また、これはほかのテクニカル指標でも同じですが、トレンドによってはテクニカルチャートが通用しないケースがあります。売買シグナルを誤って解釈すると、大幅な損失を被ることもあり得るので注意が必要です。テクニカル分析だけでなく、経済状況などファンダメンタルズも判断材料に加え、相場全体を色々な角度から客観的にとらえることが大切です。
一目均衡表は、ネット証券などのテクニカルチャートの画面で簡単に描画することができます。描画された一目均衡表は、一目で視覚的に相場状況を捉えることができます。相場転換のサインなどいくつかポイントとなる「見方」を覚えれば、初心者でも簡単に使いこなすことができます。
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