旅しながら稼ぐ シニア世代が増加
また、シニア世代にとっても、派遣の仕事は勤務時間や場所を選びやすいため、パートナーや親の介護が必要な場合などでも時間の融通が効きやすく、働きやすいといえるでしょう。
シニア層の進出は有名リゾート地や知名度の高い観光スポットに限らない。
ここからは、定年後のシニア世代におすすめの仕事について紹介します。
「価値観の多様化を背景に、新たなライフスタイルを主体的に築きたいという意欲のあるシニアは新しい経験を求める一方、継続的に収入を得ることにも価値の比重を置いています。リゾートバイトは人生100年時代における新たな働き方の選択肢であるとともに、セカンドライフを充実させる手段やステップとしての役割を果たしているようです」
旅行先でアルバイトをすることは、旅費の補充や節約につながります。旅行では交通費や食事代、お土産代などがかさむため、旅行先でお金が稼げればお財布のひもを締めすぎずに楽しめるでしょう。「おてつたび」には、普段はできないような農業や漁業、宿泊先のお手伝いなどが多くの都道府県で募集されているため、新しい経験ができます。なかなか経験できないようなレアな募集もあり、シニア世代でも初めての体験ができる可能性があります。節約しつつ旅行も楽しみたい方は、旅先でのアルバイトを検討してみてもよいかもしれません。
おてつたびとは、旅をしながらお手伝い(短期アルバイト)ができる人材マッチングサービスです。現地までの交通費は自己負担ですが、宿泊先などは基本的に無料で提供してもらえるため、費用をおさえて旅行ができます。お手伝いの種類は豊富にあり、宿の掃除や配膳などの仕事以外にも旅行先の農業や漁業に携わる場合もあります。事前に公式サイトで仕事を選べるため、自分が気になるお手伝いに挑戦できる点も特徴です。会員登録をすれば誰でも簡単に仕事に応募できるため、若い世代から、仕事を退職したシニア世代まで、幅広い層が活用できる人材マッチングサービスです。
同社の50〜60代の利用者に人気の職場は若い世代と同様、冬は北海道のニセコなどのスキー場、春〜夏は沖縄の離島の宿泊施設だという。前出のアンケートでは、シニアらがリゾートバイトを始めたきっかけは「旅行が好きで旅行しながら働けると思ったから」が約4割で最多だった。この結果について庄子さんはこう指摘する。
「リゾートバイトの魅力が非日常体験であることはシニアも若手も同じです。しかし長年、満員電車に乗って通勤し、都会のビルの中で働いてきた50〜60代には一層、新鮮味と価値のある機会と映るのではないでしょうか」
リタイア後「空いた時間にまた働きたい」「もっと外に出る機会を増やしたい」と考える人も多いのではないでしょうか? スキマバイトアプリ「タイミー」は、若い人向けのサービスかと思いきや、実は多くのシニア世代の方にご利用いただいています。2つの長期のお仕事や趣味を満喫しながらも空き時間にタイミーを活用している、シニアワーカーの佐藤(仮名)さんにインタビューを実施しました!
「旅をしながらお金を稼ぐ」そんなシニア世代が急増しています。
リタイア後、趣味や生きがいを見つけられずに、時間を持て余してしまったり、孤独感を味わってしまったりするシニアの方は少なくありません。今回取材した新田さん(60) は、タイミーを始める前は、社会との繋がりの希薄さを感じていたと話します。新田さんがタイミーを繰り返し利用する理由とは何なのか。その意外な利用方法をお聞きしました。
【社労士監修】2022年4月から年金制度が改正されました。今回の年金制度改正は、主婦(主夫)やシニア世代にとってメリットとなる改正だと言われています。本記事では、年金制度の改正内容やどのようなメリットがあるのかについて詳しく解説していきます。
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