しかし 禁止エリアで潮干狩りをするルール違反者が後をたちません
時をさかのぼって時代は江戸。まだ埋立地も何もない江戸の海は、豊饒の海として海産物の宝庫でした。潮干狩りも江戸の庶民の人気レジャーの一つで、アサリを採る横でヒラメが捕れて喜ぶ様子、タコが暴れて人々が驚く様子など、潮干狩りを題材にした浮世絵も多く残されています。
大型連休に突入し、潮干狩り客でにぎわうビーチ。しかし、禁止エリアで潮干狩りをするルール違反者が後をたちません。自治体などが取り締まりに乗り出していますが、そのあきれた言い訳とは…。
英語ではクラム(二枚貝)を掘り出す意から clam digging と言い、潮干狩りをする人を clam digger(s) と言うが、この場合は日本語の潮干狩りとは異なり、娯楽としての貝採りとともに漁業者による業としての貝類採取も含まれる。またこの語から転意したものとして、カプリパンツのようなカジュアルで裾の短い七分〜八分タイプのズボンを、潮干狩りをするときに着用するような形態のズボンの意から、特に米語で clam diggers あるいは clamdiggers と言う場合がある。
また、都道府県ごとに漁業調整規則が定められています。漁業調整規則では、各都道府県の実情に応じて、釣りや潮干狩りなどで水産動植物を捕る際に使用できる漁具(採捕する際に使う道具)、貝や魚などの種類ごとの採捕して良い大きさ、禁止区域や禁止期間などが定められています。
しかも、潮干狩りは食材探しだけではなく、「出会いの場」だったとか。
連休初日の4月26日、多くの人でにぎわう茨城県の大洗サンビーチで、“ハマグリを密漁した”として、3人が摘発された。 海上保安庁と警察などによる取り締まり。大洗サンビーチでは、潮干狩りが出来る場所や使用できる道具、とっていいハマグリの大きさなどが細かく決められている。
「潮干狩り」で遭遇する可能性のある危険生物や「貝毒」は大丈夫?
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川や海で釣りや潮干狩りなどする方も多いのではないでしょうか。じつは、釣りや潮干狩りには法律で定められたルールがあります。気づかずに違反行為をしてしまっていた。なんてことにはなりたくないですよね。
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