米関税影響 日銀は利上げ見送りか
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米関税影響 日銀は利上げ見送りか
海外投資家の認識を覆す日銀の利上げ 利上げは景気を加速させる?
為替が日米金利差によって決定されることを前提にすれば、この点は円安圧力と認識される。もちろん今回の関税引き上げが日銀の利上げを遅らせる要因になり得ることも重要。いくら春闘の結果が日銀に利上げを促したとしても、自動車輸出の減少という脅威が迫り、金融市場の緊張が高まる中、日銀としては様子見を続けたいところだろう。少なくとも5月1日の追加利上げの可能性は大きく後退したと判断される。また自動車輸出の減少によって日本の貿易収支が悪化すれば、それもまた円安要因となる。
日銀は、銀行間で短期資金をやり取りする金利(無担保コール翌日物)を0.5%程度の誘導目標に据え置いた。
日銀の植田和男総裁は19日の記者会見で「経済・物価の見通しが実現していけば引き続き政策金利を引き上げる」と強調した。トランプ米政権の関税政策について「米国や世界、日本の経済に及ぼす影響を精査して、政策を決めていく」と述べた。
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