
大陽線引け。一目均衡表・転換線163.12円を上抜けて一時163.91円と5日以来、3日ぶりの164円回復をうかがう展開となった。ただ、上抜けた転換線はまだ低下余地を残しており、下押し局面での支えとなるかどうか不確かな面もあって状態は不安定。162.95円前後で推移する5日移動平均線が上昇へ転じて支えとなってくるか見定めたい。
レジスタンス1 164.63(5/2高値)
前日終値 163.82
サポート1 163.02(5/7高値)
(関口)
・提供 DZHフィナンシャルリサーチ
(テクニカル分析) 今夏 日米株は「分断」
水平線とは、チャート上の特定の価格に水平のラインを引くテクニカル分析の一つです。高値や安値に水平線を引き、ローソク足が線の近くに来たり、線にタッチしたりした時の反転を狙う手法でよく使われます。
過去のデータや市場のパターンに注目するテクニカル分析を軸に取引を行うトレーダーは、自らの取引の基礎を形成するために、サポートラインやレジスタンスラインになっている、またはなりそうな重要な価格帯、トレンド、その他のインジケーターが示す売買シグナルを重視して取引をする傾向があります。
前述した3つの分析方法はチャートを使ったテクニカル分析と呼ばれるものですが、ファンダメンタルズ分析でも売りと買いを判断することが可能です。ファンダメンタルズ分析とは、国の金融政策や経済状況を基に相場の動向を予測する方法であり、具体的には各国政府が発表する経済指標や要人発言、ニュースなどから今後の値動きを予想します。
ファンダメンタルズ分析は一定の知識と経験が求められる分析方法ですが、テクニカル分析に慣れてきたらチャレンジしてみるとよいでしょう。
押し安値や戻り高値を見つけるためには、フィボナッチリトレースメントや移動平均線、レジスタンスラインとサポートライン、オシレーター、チャートパターンなど、さまざまなテクニカル指標や分析手法を駆使することが重要です。これらの手法を組み合わせて使うことで、より精度の高いエントリーとエグジットポイントを見つけることができます。
トレーダー間の判断の違いに対処するため、多くのトレーダーが共通して意識するツールやテクニカル分析手法を活用してみましょう。
(テクニカル分析) 今夏、日米株は「分断」
テクニカル面でも、今週に入り日足の一目均衡表では三役好転の強い買いシグナルが点灯したほか、昨日は3カ月弱ぶりに200日移動平均線に迫る上伸を見せるなど、上値を試しやすい状況といえる。本日も引き続き、151.37円に位置する200日線を巡る攻防の行方に注目したい。もし同線を上抜くと、7月31日以来となる152円台も視野に入ってくるだろう。
例えば、過去のチャートで、ある価格帯で何度も値動きが反転している場合、その価格帯では将来も値動きが反転する可能性があります。さらに、多くのトレーダーが注目しているテクニカル分析のポイントでは、価格が大きく動くこともあります。
移動平均線とは、過去のある一定期間の価格から平均値を計算し、それらを線で結んだものです。移動平均線は基本的なテクニカル指標の一つであり、世界中の投資家に愛用されています。
コメント