【テクニカル】日経平均株価テクニカル分析-急落前の戻り高値が射程圏に入る

日経平均株価は続伸。75日移動平均線(37095円 5/9)を上回り、100日移動平均線(37646円 同)に接近する陽線を形成して終えた。
RSI(9日)は前日の98.1%→98.1%(5/9)と横ばい。週明けも上昇のハードルは高くなるが、短期的な相場の見方に変化はない。4/7安値(30792円)を起点とした目先波動は上昇継続の判断となる。
75日移動平均線と一目均衡表の雲下限が重複するフシを上回り、100日移動平均線や200日移動平均線(37938円 同)、終値ベースで3/26につけた急落前の戻り高値(38027円)なども射程圏に入ってきた。
一方、4/7安値から20営業日目が5/7に経過した。昨年8月安値から20日経過した後に反落調整に入っており、日柄面では変化日に近いと判断できる。来週は一目均衡表の雲の水準が急速に切り下がるタイミングに入ることで、目先の調整入りのシナリオも想定できる。
上値メドは、100日移動平均線、200日移動平均線、心理的節目の38500円や39000円などがある。下値メドは、5日移動平均線(36898円 同)、10日移動平均線(36199円 同)、心理的節目の36000円や35500円、25日移動平均線(34802円 同)などがある。
(小針)
・提供 DZHフィナンシャルリサーチ
[紹介元] 外為どっとコム マネ育チャンネル 【テクニカル】日経平均株価テクニカル分析-急落前の戻り高値が射程圏に入る
テクニカル 日経平均株価テクニカル分析急落前の戻り高値が射程圏に入る
日経平均株価は6月5日、32,217円43銭で取引を終え、1990年7月20日以来となる約33年ぶりの高値をつけました。また、前営業日からの上げ幅は693円21銭に達し、今年最大となりました。5月18日付レポートでは、テクニカル分析を用いて、日経平均の上値目途を解説しましたが、上昇が続く日経平均の足元の動きを踏まえ、改めて上値の目途を確認してみます。
テクニカル面から相場の不透明感はなくなりませんが、私は「ここは買い場」の判断を継続します。相場は短期では需給や材料で動きますが、最後は景気・企業業績によって方向性が決まると考えています。
コメント