僕は「嫌われる勇気」を読んでとても難しい本だと思いました
ただ、ここへ来ての人気の背景には、時代の変遷とりわけ「アメリカの分断」がある。コロナ禍において、東北部や西海岸ではマスクの着用もワクチン接種も進んだ。だが、南部や中西部は自己決定権を盾に「感染対策」を拒否した。また、トランプ前大統領の言動への賛否も、社会を真っ二つに分断している。従来型の善悪二元論からお互いを罵倒していては分断は深まるばかりであり、対立する反対側の相手を理解するには人間の心理の探求が必要となる。そうしたニーズにこの『嫌われる勇気』の提案する思想がピタリと当てはまったということがいえそうだ。
この書籍「嫌われる勇気」は、組織を1つの生命体として捉える「ティール型組織」を作り上げるために役立つ考え方を教えてくれていると言えるでしょう。
対人関係に関する名著を読みたいなら、アドラー心理学を解説した「嫌われる勇気」がおすすめです。「7つの習慣」をはじめ、長年たくさんの人に読まれ続けている不朽の名作もありますよ。
嫌われる勇気の古賀史健による、13歳から読める寓話です。与えられた正解に違和感がある・自分の考えをうまく言葉にできない・SNSに疲れてきた・悩んでいる子どもに何と言葉をかけていいかわからない人におすすめ。他者より先に、自分との人間関係を築くための本です。
(きしみ・いちろう)哲学者。1956年、京都生まれ。京都大学大学院文学研究科博士課程満期退学(西洋哲学史専攻)。著書に『嫌われる勇気』、『幸せになる勇気』(ダイヤモンド社。古賀史健氏との共著)などがあり、シリーズ世界累計売上は900万部を超えている。
僕は「嫌われる勇気」を読んでとても難しい本だと思いました。
オーストリアの心理学者、アルフレッド・アドラー(1870~1937年)の心理学を対話形式で解説した『嫌われる勇気 自己啓発の源流「アドラー」の教え』(岸見一郎、古賀史健著、ダイヤモンド社、2013年)は日本でのヒットに続いて、アジア圏でベストセラーになり、次いでヨーロッパでも話題となっていた。その英訳"The Courage to be Disliked: The Japanese Phenomenon That Shows You How to Change Your Life and Achieve Real Happiness"がアメリカでも人気となっている。


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