金(ゴールド)CFD(外為どっとコムの取引口座「CFDネクスト」の銘柄名:金スポット)について、昨日の振り返りと現在のポイントについて短時間で確認できるようまとめました。
金(ゴールド)市場の値動き まとめ
COMEX(ニューヨーク商品取引所)の金先物8月限は、3営業日ぶりの反発を記録しました。価格は1オンス当たり3354.90ドルで取引を終了しています。
相場回復の主な要因として、対主要通貨でのドル安進行が挙げられます。米中通商協議がロンドンで開催されることを受け、市場ではドル購入を控える動きが見られました。この結果、ドル建て商品の購入しやすさが増し、金への資金流入を促進しました。
さらに、米国の長期債利回りが低下したことで、利息収入のない金の相対的な魅力が向上し、投資需要を後押ししました。
最新の金(ゴールド)CFD チャート
30分足チャート
日足チャート
「CFDネクスト」での金(ゴールド)スポット価格について、テクニカル分析では単純移動平均線(10日)が下向きになる中、価格は移動平均線より下に位置している。また、相場の過熱感をはかるRSIは、50付近で推移している。
※リアルタイムの価格はこちらから確認できます。
金スポット 株価指数・商品CFDチャート│はじめてのFXなら外為どっとコム
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『CFDネクスト』においてスプレッド実績は「日本N225」では42%縮小し2.9(提示率は最も高く99.95%)、「WTI原油」では13%縮小し0.026(提示率は99.88%)となりました🌟
今後も、さらに低コストでお取引いただける環境を提供するために邁進してまいります。
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金(ゴールド)の上昇・下落変動要因
上昇要因
インフレの期待:物価上昇の予測が強まると、金を価値保存手段として買う動きが強まる。
経済的不安定性:経済危機や金融市場の不安定時には、安全資産としての金への需要が高まる。
実質金利の低下:金利がインフレ率を下回ると、金への投資が魅力的になる。
通貨価値の低下:特に米ドルが弱まると、金価格は上昇する傾向がある。
地政学的緊張:紛争や政治的不安が高まると、リスク回避のため金への投資が増える。
中央銀行による購入:中央銀行が金を買い増すと、供給が減り価格が上昇する。
下落要因
インフレ率の安定または減少:物価上昇の懸念が和らぐと、金への投資需要が減少する。
経済的安定:経済が安定し、リスク資産への投資が増えると、金への需要が減る。
実質金利の上昇:金利がインフレ率を上回ると、金に対する魅力が減少する。
通貨価値の強化:特に米ドルが強まると、金価格は下落する傾向がある。
地政学的緊張の緩和:地政学的リスクが減少すると、金へのリスク回避需要が落ちる。
中央銀行による売却:中央銀行が金を市場に売り出すと、供給が増え価格が下がる。
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金標準の中心限月10月限は前末比42円高の1万2818円
NYMEX・WTI 6月限:61.02 +1.11 NY原油先物は続伸。ニューヨーク・マーカンタイル取引所(NYMEX)のウエスト・テキサス・インターミディエート(WTI)6月限の終値は前営業日比1.11ドル高の1バレル=61.02ドルとなった。週末に予定されている米中通商交渉で両国間の摩擦が緩和し、エネルギー需要が高まるとの期待感が引き続き下値を支えた。また、ドルがほぼ全面安となったことで、ドルで取引される原油先物は割安感からも買いが集まった。COMEX ゴールド 6月限:3344.0 +38.0NY金先物は3日ぶりに反発。ニューヨーク商品取引所(COMEX)で取引の中心となる6月限は前営業日比38.0ドル高の1トロイオンス=3344.0ドルとなった。週末に予定されている米中通商交渉への期待感から、過度なリスク選好の動きが和らぎ金先物は弱含む場面があった。ただ、週末を前に為替市場でドル高の調整が入り、ドル売りが進むとドルで取引される金先物は割安感から3日ぶりに反発して引けた。
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本年2/14(金)に25.3月期3Q(24.4-12月期)決算を発表。売上高は165億円(前年同期比14%増)、営業利益10.3億円(同427%増)と増収増益となりました。
(貴金属市場) 9日の金標準は、3営業日ぶりに反発。金標準の中心限月10月限は前末比42円高の1万2818円。 先週末の夜間立会の金標準10月限は、序盤に1万2870円まで上昇した。しかし、その後はNY金の下落と為替の円高基調を背景に、金標準は1万2702円まで崩れた。ただ、安値をつけてからの金標準は、NY金の出直りの動きと為替の円安方向の戻りによって1万2770円前後まで買い直された。NY金の2月限は、11月の米雇用統計の発表後に2645ドル台まで売られたが、その後は2663ドル台まで上昇した。 週明けの日中立会は、NY金が2649ドルまで下落すると、金標準は為替の円高方向の動きもあった1万2721円まで売られた。しかし、その後は為替の円高方向の動きが一服して、NY金が2672ドル台まで上昇すると、金標準は1万2841円まで買い直された。ただ、1万2841円まで上昇してからの金標準は、売り買いが交錯して1万2769円まで下落した後、1万2831円まで反発した。 日中立会のNY金は、不安定な動きとなり2649ドル台から2672ドル台の間で乱高下している。11月26日以降、ロウソク足は2630ドル台前後と2690ドル前後のレンジで揉み合う動きが継続している。今週は、11日に米国の11月消費者物価指数(CPI)の発表が予定され、それまでNY金は様子見の動きが予想される。金標準も、先週末の夜間立会から1万2700円台と1万2870円台のレンジで揉み合う動きとなっている。まだ、先週からのレンジ内で推移する動きが続いており、方向感のない動きが継続している。
さらに、トランプ大統領が「一刻も早く解任すべきだ」とSNSに投稿していたFRB(米連邦準備制度理事会)のパウエル議長について、「解任するつもりはない」と述べたことも好感されました。同大統領によるFRBの独立性を否定するかのような動きに対し、市場が株安、米債券安(金利上昇)、ドル安の反応を示したことで軌道修正が行われた可能性もあります。
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