[米ドル円]ドル売り材料満載

東京市場でトランプ大統領が「今後数週間で数十か国への貿易相手国に対し一方的な関税を課す」と表明したことで貿易摩擦への懸念からドル売りが先行。ドル円は144円ミドルから1円近く下落。イランとイスラエルの緊張の高まりもドル売りを一段と強めた。
NY時間に発表された米5月PPIが前日のCPI同様に予想を下回るとインフレ懸念後退。金利低下によりドル円は143円19銭まで下落。その後143円90銭まで買い戻されたが144円台には届かずに失速。
貿易摩擦の激化、インフレ懸念後退、そして中東情勢の緊張などから安全通貨の円買いと同時にドル売りが重なりドル円は一段と下値を試す展開が予想される。

ドル円予想レンジ：144円00銭～142円00銭（76.4％）

※上記の内容は、利益の保証をするものではございませんので、ご自身で判断して取引を行ってください。

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テーマ:FX(外国為替証拠金取引) – ジャンル:株式・投資・マネー