原油、75ドル高止まり!中東情勢悪化で80ドル・100ドルも視野に|ホルムズ海峡封鎖リスクとアメリカ軍事介入の可能性【今夜の見通し】 2025/6/19 CFD #外為ドキッ

原油、75ドル高止まり!中東情勢悪化で80ドル・100ドルも視野に|ホルムズ海峡封鎖リスクとアメリカ軍事介入の可能性【今夜の見通し】 2025/6/19 CFD #外為ドキッ

動画で見通しを解説

最新の見通し

WTI原油価格の現状
– 現在75ドル付近で高止まり状態
– 従来の55~65ドルのレンジを上抜けし、約10ドル大幅上昇

原油価格上昇の背景
中東情勢の悪化:イスラエルとイランが攻撃し合っている状況
– イスラエルがイランの核施設への攻撃を検討
– 中東情勢悪化への懸念が高まっている

マーケットの注目点
アメリカの軍事介入の可能性
  – トランプ大統領の対応は曖昧な状況
  – ホワイトハウスで中東情勢に関する会談が行われている
  – 何らかの介入の可能性が指摘されている

ホルムズ海峡封鎖のリスク
  – イラン政府が過去に封鎖を示唆(実際の封鎖は未実施)
  – 現在の緊張状態で封鎖の可能性が高まっている
  – 封鎖されれば原油輸送に支障をきたし、供給懸念が拡大

今後の価格見通し
チャートポイント分析
  – まずは80ドル台が重要なポイント
  – 80ドル突破後は85ドル、90ドルが視野
  – 市場の一部では100ドルまで視野に入れる見方も

投資判断のポイント
– 中東情勢の動向が最重要
– 情勢悪化なら原油価格のさらなる上昇
– 情勢緩和なら価格上昇は一旦落ち着く可能性

結論

WTI原油価格は中東情勢の緊迫化により75ドル付近まで上昇し、従来のレンジを大きく上抜けている。今後はアメリカの軍事介入やホルムズ海峡封鎖といった地政学的リスクが価格を左右する重要な要因となる。情勢がさらに悪化すれば80ドル、90ドル、場合によっては100ドルまでの上昇も視野に入るが、逆に緩和すれば価格上昇は一旦落ち着く可能性がある。投資家は中東情勢の動向を注視し、適切なタイミングでの投資判断が求められる。

WTI原油 チャート分析①(日足)

WTI原油 チャート分析②(4時間足)

 

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外為どっとコム総合研究所 調査部 研究員
宇栄原 宗平(うえはら・しゅうへい)
国際テクニカルアナリスト連盟 認定テクニカルアナリスト(CFTe)
2015年から金融業界に参入し、顧客サポートなどに従事。また金融セミナーの講師としても活躍する。2022年2月(株)外為どっとコム総合研究所へ入社。これまでの経験や知識を活かしながら、FX個人投資家へ精力的な情報発信を行っている。経済番組専門放送局「ストックボイス」や、ニッポン放送『辛坊治郎 ズーム そこまで言うか!』でのレギュラー解説ほか出演多数。マネー誌『ダイヤモンドZAi(ザイ)』にてドル円・ユーロ円見通しを連載中。

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投資家のリスク志向を強め 株式などとともに原油の相場も上昇した

WTIの終値は、イスラエルによるイランの空爆後の13日に7%高と上昇。週明け16日は2%安だったが、米国の軍事介入への警戒感から17日に再び上昇した。原油の供給不安に加え、イランが報復措置として、原油などのエネルギー輸送の大動脈であるホルムズ海峡を封鎖するとの観測も値上がりにつながっている。

日本は、第4次中東戦争をきっかけに勃発した「第1次石油危機」を教訓に、1987年度には原油の中東依存度を「67.9%」まで低下させたものの、その後またズルズルと中途依存度を高めている。

今回の中東危機では、原油価格が瞬間的に「1バレル=87.67ドル」をつけたが、相変わらず原油供給に対する不安はいまだに根強く残っている。

石油輸出国機構(OPEC)の原油生産余力は日量150万バレル前後とみられている。米国のシェールオイルが増産傾向を維持し、サウジアラビアやロシアが小幅増産の意向を示しているものの、世界的に需給が過度に引き締まるリスクがある。

とりわけ不安視されているのが「ホルムズ海峡」封鎖への懸念だ。世界の原油供給量の約2割はホルムズ海峡を通過すると言われており、仮にイランがホルムズ海峡閉鎖を実施すれば、原油価格は急騰することになる。

【ニューヨーク=小林泰裕】17日のニューヨーク原油先物市場で、代表的な指標となるテキサス産軽質油(WTI)の7月渡し価格の終値は前日比4%高の1バレル=74・84ドルだった。中東情勢が緊迫化するとの懸念から、終値としては1月下旬以来、約5か月ぶりの高値となった。

ホルムズ海峡が封鎖されれば、日本への原油供給のほぼすべてがストップしてしまう可能性すらある状況と言っていいだろう。

ただし、追加税率は、言及されていた25%ではなく、当面は10%とされたことから、世界経済への悪影響は小さいとの見方が優勢になった。投資家のリスク志向を強め、株式などとともに原油の相場も上昇した。

原油相場も銅や金と同様に、8月半ばに、トルコの通貨急落に伴って新興国不安が強まった際に安値を付けた。その後、新興国不安が和らぐ中、イラン産原油の供給減少も意識され、相場は持ち直したものの、8月終盤からは、米中貿易摩擦の激化が需要の鈍化につながることが懸念されていた。

その後、イスラエルが報復攻撃をしたものの、限定的な攻撃であったことが明らかになり、さらにイランも対イスラエル戦争の拡大を自粛する体制に入っており、やや中東戦争へのリスクは後退しつつある。とはいえ、完全な払拭には至っておらず、原油先物価格はいまも1バレル=80ドル前後で推移している。

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