【テクニカル】週足テクニカル・NZドル円 サポート&レジスタンス

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【テクニカル】週足テクニカル・NZドル円 サポート&レジスタンス

NZドル円・週足は陽線引け。88円の節目突破を試す展開が続いている。

 88円台には相場の強弱を見定める際の重要な節目とされる52週移動平均線も推移している。88.20円台で低下中の同線を克服する展開へ持ち込めるか見定める局面といえよう。上抜けば、次は現在下限が90.33円に位置する週足一目均衡表・雲の抵抗を見据えた動きとなってくる。

レジスタンス3  90.33(週足一目均衡表・雲の下限)

レジスタンス2  89.28(1/24週高値)

レジスタンス1  88.25(52週移動平均線)

前週終値     87.20

サポート1    85.54(6/6週安値)

サポート2    84.61(5/23週安値)

サポート3    83.25(4/18週安値)

(関口)

・提供 DZHフィナンシャルリサーチ

[紹介元] 外為どっとコム マネ育チャンネル 【テクニカル】週足テクニカル・NZドル円 サポート&レジスタンス

テクニカルの面で重要なレジスタンスラインと想定したい

昨日のドル/円相場は終値ベースで約0.2%上昇。東京時間に「米当局者が数日以内のイランへの攻撃に備える」と一部報道で伝わったことで有事のドル買いが優勢となり、欧州時間には一時5月29日以来となる145.77円前後まで上昇した。ただ、ホワイトハウス報道官が「トランプ大統領はイラン攻撃を巡り2週間以内に対応を決定する」と語ったことでドル買いの流れは一旦収まった。中東情勢を巡り、米国側は2週間以内に外交的解決を目指しているようだが、イラン側は「イスラエルが攻撃をやめない限り、イランは交渉に復帰しない」との立場だ。このため、市場としては米国がイランに攻撃を開始する可能性を意識せざるを得ない。週末を前にリスク選好ムードは広がりにくいだろう。ドル/円についてはリスク回避の局面ではドル買い、円買い双方が持ち込まれることが予想されるため方向感が見出しにくい。本日も145円台を中心とした動きとなりそうだ。テクニカル面では本日の終値で日足一目均衡表の雲上限(145.55円前後)を上抜けると、三役好転の買いシグナルが点灯することから注目している。

MACDは「移動平均収束拡散手法」と呼ばれ、短期の移動平均線と中長期の移動平均線を使用することで売買の判断を行うための指標です。MACDで使用される移動平均線は、単純移動平均線とは異なり、新しいレートのほうがより影響力が高いという考え方によって、新しいレートの比重を高めて計算されています。MACDでは、「基本線(テクニカル名と同じMACDと呼ばれる)」と、基本線の移動平均線である「シグナル」の2本の線によって相場の状況を判断します。

一目均衡表+MACDは、相場のトレンドや転換点を複数の視点から分析できる組み合わせで、売買タイミングの精度を高めるテクニカル指標です。

トレンドラインとは、ローソク足チャートにおいて、ローソク足の高値同士あるいは安値同士を結んで引く線です。テクニカル指標が特別な計算を行わなければいけないのに対し、トレンドラインはチャートがあれば自ら線を引くことができます。トレンドラインを引くことで、チャートだけでは読みにくいトレンドの変化を把握しやすくすることが可能です。

予想レンジの上限は146.15レベルを想定(日足チャート、赤矢印を参照)。このラインは5月高安のフィボナッチ・リトレースメント61.8%の水準に当たる。5月29日に相場の上昇を止めた経緯がある。また現在は、89日線と短期レジスタンスラインが146.15レベルと交錯する。テクニカルの面で重要なレジスタンスラインと想定したい。

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