コメ5キロ3920円 4週連続値下がり

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コメ5キロ3920円 4週連続値下がり
[紹介元] Yahoo!ニュース・トピックス – 経済 コメ5キロ3920円 4週連続値下がり

コメ5キロ3920円 4週連続値下がり

先ほど農林水産省が発表したコメ5キロあたりの平均価格は、前の週に比べ256円値下がり、3920円になりました。

農林水産省は23日、全国のスーパーで9~16日に販売されたコメ5キロの平均価格が前週比256円安の3...

コメ5キロの平均価格はどのくらいですか?

ただ、これらの調査結果には随意契約で売り渡された備蓄米は含まれないことから、農林水産省は、これとは別に、随意契約による備蓄米を販売している全国のスーパーやコンビニなど2400店余りの調査結果も公表しました。それによりますと、随意契約による備蓄米は、店頭での平均価格は、5キロあたり税込みで2119円で、販売量はコメ全体の51%と半分程度を占め、売れ行きが集中していることがうかがえる形となりました。

コメの流通に詳しい東北大学大学院農学研究科の冬木勝仁教授は、随意契約による備蓄米の販売が広がっている影響について、「消費者からすると、高いけど、今、買っておかないとなくなってしまうという感覚があったと思う。それが随意契約の備蓄米が並ぶことで、今は買わなくてもいいという感覚に変わり、これまで売れていた高いコメが売れなくなれば、小売店は価格を引き下げざるを得なくなる。また、小売店からすればコメという目玉商品があると集客効果があるので、ほかの店でも対抗上、今まで控えていた特売やセールが行われ、価格の引き下げにつながる」と指摘しています。一方で冬木教授は、2つの理由から値下がりが限定的となる可能性を指摘しています。1つは、小売店も銘柄米については高い価格で仕入れていることで、利益の幅を抑えたとしても仕入れ値を下回って販売することは難しいだろうとしています。2つめは、新米の収穫量や1等米比率の予測が難しいことです。冬木教授は「備蓄米は8月までに売り切ってしまうので、その後、どうなるかを考えて、今はまだ手持ちの分は残しておこうと判断する業者もいるので、値下げへの影響は限定的になっていると思う」と指摘しています。また、随意契約による備蓄米の販売が大手小売りで始まっていることに関連して、「急いでいたのでやむを得なかったかもしれないが、大手と中小で対応に差をつけてしまったことは、業者には不満が残っている。大手には商品があるのに、中小の小売店にないことで、お客さんが大手に流れ、中小にとっては厳しい状況だと思う。これから備蓄米は届いていくと思うが、遅れれば遅れるほど、今度は売り切る時期が迫ってくる。中小の小売店の経営も厳しくなっていくと思うので、そんなひずみをこの状況の中で作ってはいけなかっただろうと思っている」と話しています。

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