TOKIO解散 CM起用企業も衝撃

また、解散発表後には「＃鉄腕DASHありがとう」や「＃TOKIO forever」といったハッシュタグがトレンド入りし、“ただのバラエティ番組”を超えた存在だったことをあらためて感じさせられました。

TOKIOの解散が報じられると、SNSは瞬く間に「ありがとうTOKIO」「鉄腕DASHは終わらないで」の声であふれました。長年番組を見てきた視聴者にとっては、単なるグループの解散というよりも、“時代の終わり”のように感じた人も多かったようです。

どうも、元新聞記者の近藤です。いやはや、驚きましたね。国民的グループTOKIOの解散。原因究明の記事は同僚の水野さんにお任せするとして、私の方ではもう少しドライな視点から、「じゃあ、これからどうなるの？」という話をしていきたいと思います。これは単なる芸能ニュースではなく、一つの会社が倒産し、従業員（メンバー）が路頭に迷い、大口の取引先（スポンサーや自治体）が大混乱している経済事件でもあるわけです。

鉄腕DASHの象徴とも言える「DASH村」は、番組を語るうえで外せない存在です。TOKIOの解散という大きな節目を迎えた今、このDASH村がどうなっていくのか、多くの視聴者が注目しています。

TOKIOの解散という大きな節目を迎えた今、「鉄腕DASH」の継続が正式に発表されたことは、多くの視聴者にとって救いとなりました。解散によって当然番組の終了も覚悟された中で、日本テレビが続行を決断した裏側には、数字だけでは語れない“理由”があるようです。

番組継続を願う声がこれほどまでに多いのは、TOKIOが積み重ねてきた信頼と努力の証だと思います。

また、DASH村は単なるテレビの企画ではなく、TOKIOのメンバー自身が重機を扱い、田畑を耕し、動物を育てるという“本気の挑戦”だったのも印象的でしたね。そうしたリアルな営みは、視聴者に「自然って大事」「農業ってかっこいい」と思わせてくれる力がありました。

TOKIOの解散により、鉄腕DASHに出演するメンバーは城島茂と松岡昌宏の2人だけとなりました。しかし番組はこの2人を中心に継続されることが正式に発表されており、多くの視聴者が期待と不安の入り混じる気持ちで見守っています。

特に、震災以降はその意味がさらに深まりました。福島の農業再生と風評払拭を支える象徴として、TOKIOの活動は高く評価され、番組そのものが社会貢献の一部となったんです。

まずはリーダー、城島茂さん。彼は現在、個人名義のテレビ番組「TOKIO城島 ほのぼの茂」やラジオ番組、アートネイチャーのCMなど、ソロでの活動基盤をすでに持っています。これは非常に大きい。

現在、SixTONESの森本慎太郎や、Aぇ! groupの草間リチャード敬太などが準レギュラーとしてすでに登場しており、番組の雰囲気に新鮮さを加える役割を担っています。この2人は体当たり系の企画にも積極的で、SNSでも「後継者にぴったり！」と好評なんですよ。

TOKIOの解散に、CM起用企業も衝撃を受けた。

それは、大谷選手が出演して注目を浴びている、数々のCMについてです。大谷選手が登場することによる宣伝効果は計り知れないものがあるため、企業は彼のブランドを前面に押し出すPRを行っていますが、中にはちょっと「誇大」「過剰」ではないかと思えるケースが散見されます。

一つ例を挙げるとすれば、興和株式会社が大谷選手と共同開発したというスポーツ向け飲料「シンクロンコーワ」（アクティブモード、クールモード）のCMです。

たとえば大谷選手は、全国の小学校にグローブを寄付しました。これは、大谷選手個人がおカネを出せば配布できるという規模のイベントではありません。大谷選手にCM出演を依頼し、資金面から彼をサポートしている企業や、スタッフの工夫、苦労は大変だったと推察します。だからこそ私は、企業関係者に対して、大谷選手の立場をもっと大切に考え、「誇大」なPRについて考え直してほしいと願っています。