
移動平均かい離 & SD(ポンド円)
6/28 2:55時点 198.20 円
2σ 2.385
1σ 1.224
5日線かい離 0.223 (5日移動平均線 197.97 円)
-1σ -1.098
-2σ -2.259
2σ 5.246
1σ 2.785
20日線かい離 2.250 (20日移動平均線 195.95 円)
-1σ -2.136
-2σ -4.597
移動平均かい離 & SD(南アフリカ・ランド円)
6/28 2:55時点 8.11 円
2σ 0.143
1σ 0.070
5日線かい離 -0.036 (5日移動平均線 8.14 円)
-1σ -0.075
-2σ -0.147
2σ 0.333
1σ 0.164
20日線かい離 0.004 (20日移動平均線 8.10 円)
-1σ -0.173
-2σ -0.342
※移動平均かい離 & SDは
移動平均とプライスの差が標準偏差(Standard Deviation)に対して行き過ぎかどうかを判断する測定ツールです。
移動平均かい離&SDでは、移動平均線とプライスの差を利用して正規分布に適応できるかたちにしてあります。
ただ、この測定ツールは移動平均線とプライスの差が行き過ぎかどうかを判断するものですので、ある時点でのプライスそのものがオーバーシュートしているかどうかは判断できません。
(松井)
・提供 DZHフィナンシャルリサーチ
テクニカル 乖離3ポンド円 5
2024年後半のポンド/円相場は、両国の金融政策やスターマー新政権の政策運営に絡んだ相場が予想されます。上述したように、イギリスでは2024年8月にBOEが政策金利を0.25%引き下げ、政策金利は5.00%となりました。背景としては、総合インフレが目標の2.0%程度で推移し、総合インフレの抑制が確認できた点がありますが、サービスや賃金インフレは依然として高水準にあります。賃金上昇は消費者の購買力を促す一方でインフレ圧力を高める要因にもなるため、今後のデータ次第ではありますが、BOEは利下げに対して慎重な行動をとっていくかもしれません。実際、8月の会合では投票権を持つ9人のうち、4人は政策金利の据え置きを支持し、満場一致の決定とはなりませんでした。また、スターマー新政権の舵取りもポンド/円相場の行方を見定める上で無視することはできません。EUとの関係改善が進み、貿易障壁が減少すれば英国の経済成長を促せますが、新政権の公約は財政を悪化させずに実現することは容易ではないとの見方もあります。仮に実現のため財政拡張政策を採用することとなれば、リスク回避姿勢の高まりからポンド安が進む可能性も考えられるため、政権の舵取りは注視していく必要があるでしょう。日英の政策金利は日本が0.25%に対して、英国が5.00%と大きく乖離した環境になっています。足元では相反する金融政策を背景にポンド安・円高が進んでいますが、乖離した金利環境から生まれるインカムゲインは他通貨ペアと比べても魅力的です。スターマー新政権への期待やインフレの高止まり懸念によって高金利が維持されていくこととなれば、2024年後半にかけては円キャリートレードの動きが回帰してくるのではないでしょうか。変動のきっかけとなる材料が豊富でトレードチャンスも多い通貨ペアであるため、日々指標など情報を追っていく必要もありそうです。
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