
金(ゴールド)CFD(外為どっとコムの取引口座「CFDネクスト」の銘柄名:金スポット)について、昨日の振り返りと現在のポイントについて短時間で確認できるようまとめました。
金(ゴールド)市場の値動き まとめ
COMEX(ニューヨーク商品取引所)の金先物8月限は前営業日から20.10ドル(0.6%)上昇し、1オンス当たり3307.70ドルで取引を終了しました。
価格上昇の背景には、米国のトランプ大統領による米連邦準備制度理事会(FRB)への早期利下げ圧力があります。
ホワイトハウスのレビット報道官は、トランプ大統領がパウエルFRB議長に再度利下げを要求しており、手書きの書簡を送ったことを明らかにしました。書簡には24カ国以上の中央銀行の政策金利が記され、トランプ大統領は1%程度金利を引き下げるべきだと考えているようです。
また、アトランタ連銀のボスティック総裁は年内1回の利下げ、2026年には3回の利下げ見通しを示しました。しかし「その予測を巡る不確実性は高い」とも発言し、市場への影響は限定的となりました。
そのほか、米6月シカゴ購買部協会景気指数が予想を下回り、前月からも弱い結果となったことや米長期金利が低下したことでドル安となったことも、金価格の上昇の要因となりました。
最新の金(ゴールド)CFD チャートと今後の見通し
本格的な上昇トレンドにはならず

「CFDネクスト」での金(ゴールド)スポット価格について、テクニカル分析では6/24を境に単純移動平均(10日)は下落をしています。さらに価格も移動平均線よりも下に位置していることから、短期的に下落トレンドを示しています。
また相場の過熱度をはかるRSIは10台から30へと回復。非常に弱い相場から上昇傾向にあることを示しています。
RSIを見ると短期的な反発をしていますが、まだ本格的な上昇トレンドにはなっていない点には注意が必要です。
30分足チャート

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金(ゴールド)の上昇・下落変動要因
上昇要因
インフレの期待:物価上昇の予測が強まると、金を価値保存手段として買う動きが強まる。
経済的不安定性:経済危機や金融市場の不安定時には、安全資産としての金への需要が高まる。
実質金利の低下:金利がインフレ率を下回ると、金への投資が魅力的になる。
通貨価値の低下:特に米ドルが弱まると、金価格は上昇する傾向がある。
地政学的緊張:紛争や政治的不安が高まると、リスク回避のため金への投資が増える。
中央銀行による購入:中央銀行が金を買い増すと、供給が減り価格が上昇する。
下落要因
インフレ率の安定または減少:物価上昇の懸念が和らぐと、金への投資需要が減少する。
経済的安定:経済が安定し、リスク資産への投資が増えると、金への需要が減る。
実質金利の上昇:金利がインフレ率を上回ると、金に対する魅力が減少する。
通貨価値の強化:特に米ドルが強まると、金価格は下落する傾向がある。
地政学的緊張の緩和:地政学的リスクが減少すると、金へのリスク回避需要が落ちる。
中央銀行による売却:中央銀行が金を市場に売り出すと、供給が増え価格が下がる。
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金相場は反発
注目イベントの多かった先週だが、まず1月30、31日に開かれた米連邦公開市場委員会(FOMC)では大方の予想通り政策金利は据え置かれた。市場が注目したのは、3月利下げの可能性について、パウエル米連邦準備制度理事会(FRB)議長が記者会見にて何か示唆的な発言をするか否かであった。
販売価格はおおよその金額となります。詳細が気になる方は、お近くの店舗にご相談ください。
18金相場速報!
スポット価格はニューヨーク時間午後3時11分現在、前営業日比11.95ドル(0.35%)高の1オンス=3380.34ドル。ニューヨーク商品取引所(COMEX)の金先物8月限は9.30ドル(0.3%)上昇の3395ドルちょうどで引けた。
金相場は反発。中東情勢への警戒を背景に、金は買い進まれた。
短期金融市場では米利下げ観測が強まり、年末までに少なくとも50bpの利下げを織り込んだ。
日経平均は、477円高と3日ぶりに反発となりました。明日の材料は、主要7カ国首脳会議(G7サミット)と日銀の金融政策決定会合があげられます。G7サミットでは、緊張感の高まった中東情勢の対応協議がなされる見通しです。株式市場では、日銀の金融政策決定会合の動向が注視されると考えられ、現時点で既に国債買い入れ金額の減額(四半期で4,000億円から2,000億円)が織り込まれつつあるものの、内容によっては為替相場が大きく変動する可能性に留意が必要でしょう。
同氏は電話取材に対し、「金価格は今年いっぱい上昇を続けるとの予想を維持している。中央銀行による購入と投資資金の流入が相場を押し上げる部分が大きい」と分析。また「金利は低下すると考えており、金市場に対して構造的に強気の見方を維持している」と述べた。
端的に言うと、パウエルFRB議長は3月利下げには慎重な姿勢を見せ、市場には否定的と受け止められた。当日FOMC前の時点で2,050ドルを上回って推移していたNY金だったが、パウエルFRB議長の発言内容を受け2,050ドル割れまで売り込まれた。ただし、下げ幅は限定的で、翌2月1日には2,071.10ドルに反発して終了し、早速3月利下げ見送りを消化したとも言える値動きとなった。
先週のニューヨーク金先物価格(NY金)は、週間ベース36.40ドル、1.8%の上昇で2,053.70ドルと反発して終了した。



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