前日欧州時間から本日アジア時間のマーケット動向と個人資家動向をまとめました。市場参加者の動向を確認し、FX取引をする上での情報としてお役立てください。
FX投資家フローと市況
前日オープンから本日15時までのUSDJPYの値動き(ローソク足)と個人投資家動向です。(画面下のグラフは各時間帯の個人投資家の売買を表しており、青いバーが売数量、赤いバーが買数量です。)
1日、米長期金利の指標となる米10年債利回りが一時4.185%付近と5月1日以来2カ月ぶりの低水準を付けると、円買い・ドル売りが強まりNY早朝にドル円は142.680円まで下落した。その後、自律反騰的に143.28円レベルまで戻したが、ECBフォーラムでのパネルディスカッションで「7月利下げは早過ぎるか」との質問に対し、パウエルFRB議長が「検討は会合ごとに行われる」と回答し、7月利下げの可能性を排除しなかったことで、ドル円は142.936円まで下落した。
ただし、植田日銀総裁が追加利上げに慎重な姿勢を示すと円売りが入り、売買は交錯。その後、6月米製造業PMI・改定値が上方修正されたほか、6月米ISM製造業景況指数、5月JOLTS求人件数が市場予想を上回り、米10年債利回りが4.27%付近へ戻すとドル円も143.70円へ戻し、NY時間後半にフロー主導で143.803円まで上昇した。
しかしながら、終盤にトランプ米大統領が日本との貿易交渉に不満を示し、対日関税率を30~35%へ引き上げる可能性を示すと、リスクオフの円買いが進行、ドル円は143.39円レベルまで下落した。
本日アジア時間は、前日の米指標を受けた米早期利下げ観測や、本邦の早期利上げ期待が高まりにくい環境下で、日経平均が下落幅を縮小させたことも相まって、ドル円は143.854円まで上昇した。
取引金額
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市場シェア上位
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ポジション金額
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ポジション増減
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FX個人投資家動向 米早期利下げ観測後退でドル買い進行x203cペソ円プレーヤー 円高局面で利食い成功売りポジ大幅減少x203c
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25日、「トランプ米大統領が次期FRB議長の早期指名を検討している」との報道で、米早期利下げ観測や米金融政策への政治的介入を警戒しドル売りが進行し、ドル円は欧州時間に143.752円まで下落した。売り一巡後は、ショートカバーが進行。また、NY時間に発表された米1-3月期GDP確定値は下方修正された一方で、新規失業保険申請件数は強い結果となりドル円は144.535円まで上昇した。
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