コメ価格の見通し指数 大幅下落

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コメ価格の見通し指数 大幅下落
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コメ価格の見通し指数 大幅下落

コメ取り引き関係者に調査した、向こう3か月のコメ価格の見通しを示す6月の指数は、調査を始めて以降、最も大きく下がりました。業界の間に、随意契約による割安な備蓄米の放出で、コメの価格は下がるという見方が強まっています。

JAグループやコメの販売業者などで作る「米穀安定供給確保支援機構」は、全国180の生産者や卸売業者などを対象にコメの価格や需給の見方などを毎月調査しています。結果は0から100の指数で表され、100に近づくほどコメの価格水準が前の月より「高い」という見方が強いことを示しています。4日に発表された6月の結果によりますと、価格の現状を示す指数は83と前回5月の調査から10ポイント低下しました。さらに、向こう3か月の価格の見通しを示す指数は35と、24ポイント低下しました。見通しの下げ幅は、2012年にこの調査が始まって以降、最も大きくなりました。調査した団体は、先月から随意契約による割安な備蓄米が本格的に出回ったことで、価格が下がるという見方が強まったとみています。コメの価格をめぐっては、政府が放出した備蓄米の流通が進む一方、今後はことし収穫される新米も店頭に並び始める見通しで、どのように推移するか注目されています。

【ワシントン時事】世界銀行は29日に発表した最新の商品市場見通しで、トランプ米政権の高関税政策の影響による世界的な景気鈍化で、2025年の原油価格が英国産北海ブレント先物で平均1バレル=64ドルと、前年比20.7%の大幅安になると予想した。非鉄金属など他の資源も総じて値下がりし、商品価格全体の指数は26年に、6年ぶりの低水準に落ち込むと見込んだ。

米穀安定供給確保支援機構が4日発表した向こう3カ月のコメ価格の見通しを示す6月調査の指数は、前月から24ポイント減の35となり、節目の50を大きく下回った。随意契約による備蓄米放出で今後の価格が低下するとの先安観が強まり、指数が大幅下落した。

JAグループやコメの販売業者などで作る「米穀安定供給確保支援機構」は、全国180の生産者や卸売業者などを対象にコメの需給や価格の見方などを毎月調べていて、3月7日、2月の調査結果を公表しました。それによりますと、コメの価格が「高い」という見方が強くなるほど100に近づく指数が、先月は95と、前の月より3ポイント上昇し、2012年3月に調査を始めて以降、最も高くなりました。一方で、向こう3か月の価格の見通しを示す指数は54となり、過去最高だった前の月の77を23ポイント下回って大幅に低下しました。指数の低下は、「高くなる」や「やや高くなる」という回答が減って、「現時点と同程度」という回答が増えたことによるもので、調査した団体は、コメの価格はいまと同じ程度の高い水準で推移するものの、政府による備蓄米の放出で上昇の勢いが弱まるという見方が広がったのではないかと分析しています。スーパーなどでのコメの販売価格が上昇を続ける中、備蓄米の入札は来週から始まりますが、今後のコメの価格にどのように影響するか注目されます。

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