フジ検証番組 覚悟 は届いたか
中居正広氏と元女性社員をめぐる一連のトラブルについて、フジテレビが検証特番「検証 フジテレビ問題 ~反省と再生・改革~」を6日に放送しました。一夜明けて様々な余波も広がっていますが、清水賢治社長の謝罪から始まった番組は世の中にどんな味わいを残したのでしょうか。
元タレントの中居正広氏(52)とフジテレビを巡る一連の問題における検証番組「検証 フジテレビ問題 反省と再生・改革」(前10・00)が6日に放送され、清水賢治社長(64)が出演した。
番組冒頭から清水社長が1人で登場し「ご覧いただいております皆様、フジテレビの清水です。この度の当社で発生した人権・コンプライアンスに関する問題により、ご迷惑とご心配をおかけしていますことを、改めて深くお詫び申し上げます」と3秒間、深々と頭を下げた。 「当社元社員であるアナウンサーAさんへの人権侵害事案について、当社の業務の延長線上であると第三者委員会の調査報告書で指摘された状況で起きたこと。Aさんからの被害申告があったにもかかわらず、当社がAさんの人権を救済するために必要な対応を適切に行うことができなかったこと。本事案発生後の当社の対外発信などによっても、Aさんに対して精神的苦痛を与えてしまったことなどについて、大変申し訳なく思っております」と謝罪。「また、Aさんに対しては先日、私が直接謝罪する機会を設けてくださったことについても、改めて深く感謝いたします」とした。 「そして、一連の問題で、当社の番組・コンテンツを楽しみにしてくださっていた視聴者・ユーザーの皆様、広告主・広告会社の皆様、出演者・制作関係・お取引先の皆様など、多くの皆様の信頼を失う結果となり、ご迷惑とご心配をおかけしましたことにつきましても、この場を借りて改めて深くお詫び申し上げます」と再度頭を下げた。 「この問題の背景として、第三者委員会の調査報告書に指摘されたような企業風土の問題についても、真摯に受け止め、人権を尊重する会社として新たに生まれ変わることをここにお約束します。一連の問題の発覚以降、私たちは社員やステークホルダーとの対話、取締役会をはじめとしたそれぞれのレベルでの忌憚のない意見交換、そして、さまざまな資料の分析などを通じ、外部の専門家の意見も取り入れ、問題構造を把握し、悪しき慣習や文化を一掃し、あらゆる面で人権ファーストを徹底する改革案を作り上げました」と宣言した。 「現在、一切の聖域を許さず、覚悟をもって改革を進めている最中でございます。どうか皆様、厳しい目で私たちの改革を見届けてください」と呼びかけた。 番組には報道番組「Live News イット!」でキャスターを務める宮司愛海(33)、木村拓也(34)の両アナウンサーらが出演。3月31日に第三者委員会の調査報告書が公表されたことを受け、同局の報道局が中心となって検証や取材を進めてきた。会社がどこで判断を誤ったのか、その一因となった組織風土がどのようなものだったのかをさまざまな証言から検証し、改革への取り組み状況を伝える内容としている。 経営中枢に長く君臨した日枝久氏の出演について、関係者は「取材を申し込んだものの、応じることはなかったと聞いている」と話した。
3月31日、第三者委員会調査報告を受けて行われたフジテレビの記者会見。現場で取材していた時と同じ空気を検証番組からも感じました。
フジテレビの検証番組見終わり。第三者委員会の報告書をギュとまとめた内容だったけど、港元社長に港会の存在について質問したり、旧役員へのインタビュー、反町理のセクハラ報道、日枝さんへの取材を3回断られた事とか見所は多かった。中居くんのは性暴力じゃなく人権侵害に変わってた。
フジテレビは6日、元タレント中居正広氏とフジを巡る一連の問題の検証番組を放送し、冒頭で清水賢治社長が「人権、コンプライアンスの問題により、ご迷惑とご心配をおかけしていますことを改めて深くおわびします」と謝罪した。
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