[米ドル円]ダブルトップのネックライン

先週はトランプ大統領が日本の自動車への関税引き上げの可能性を示唆したことでドル円は売りが先行。また、大統領はパウエル議長に大幅利下げすべきと発言したことなどから142円68銭まで下落。
その後発表された米ISM製造業景況指数やJOLTSが予想を上回る強い結果を示したことでドル円は144円台に押し戻されたものの、注目の米雇用統計は予想外に強い結果を示すとドル円は145円23銭まで上昇。一方、米上下院でトランプ減税法案が可決されたことで財政赤字への懸念がドルの上値を抑えた。
今週は9日に関税停止期限が終了することから日米貿易協議により日本の貿易黒字削減への圧力がかかる可能性が高い。もし円安是正が改めて示されるようならドル円の下押し圧力が高まる。
ドル円は5月と6月に148円台で高値を付けて押し戻されており、ダブルトップを形成。そのネックラインである142円付近が強いサポートとして意識される。もしこのレベルを下回るようなら140円を試す展開が予想される。

本日のドル円予想レンジ：145円20銭～144円00銭
今週のドル円予想レンジ：145円50銭（雲の上限）～142円00銭（76.4％）

※上記の内容は、利益の保証をするものではございませんので、ご自身で判断して取引を行ってください。

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テーマ:FX(外国為替証拠金取引) – ジャンル:株式・投資・マネー