参院選明け 一時1ドル147円後半
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参院選明け 一時1ドル147円後半
週明け12日の東京外国為替市場の円相場は対ドルで下落し、一時1ドル=147円台後半を付けた。約1カ月ぶりの円安ドル高水準。米中貿易摩擦が緩和するとの期待が高まり、円を売ってドルを買う動きが加速した。...
[東京 21日 ロイター] - 自民・公明の過半数割れが伝わった参議院選挙明けの取引で、ドル/円は不安定な値動きとなっている。21日早朝の取引で一時147.74円と、前週末ニューヨーク市場の終盤から1円超ドル安/円高に振れた後、148円半ばまで切り返している。 「積極財政への思惑で円が売られていた分が一部巻き戻されたが、石破(茂)首相退陣の可能性が消えたわけではなく、続投しても選挙の敗北で自民党内の積極財政派の意見も取り入れなければいけない」(三菱UFJモルガン・スタンレー証券の植野大作チーフ為替ストラテジスト)との見方が聞かれた。
ソニーフィナンシャルグループの石川久美子シニアアナリストは、「参院選が終われば、日米通商交渉が進展するとの期待もある」と指摘。与党が過半数を維持すれば、安心感から円高方向に振れる可能性はあるものの、焦点は日米交渉の行方に移るため、円の上昇は「一時的な動きにとどまる」との認識だ。


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