ドル円、日米貿易合意も石破首相退陣を巡り乱高下…147円を挟んだ値動きが続くか(今夜のFX予想)2025/7/23 #外為ドキッ

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ドル円、日米貿易合意も石破首相退陣を巡り乱高下…147円を挟んだ値動きが続くか(今夜のFX予想)2025/7/23 #外為ドキッ

短期トレード即効チャージ ドル円

「ドル/円」をデイトレードする上でFX個人投資家が事前にインプットしておきたいトレードシナリオなどを、ギュッとまとめました。

執筆:外為どっとコム総合研究所 宇栄原 宗平
X(Twitter) : https://twitter.com/gaitamesk_ueha

最新のマーケット情報まとめ

<ドル円市場概況>
・日米貿易交渉が合意に達し、日経平均は4万円を突破して上昇
・ドル円相場は147円を挟んで乱高下が続いている状況
・貿易合意発表後、146円20銭台まで下落し、その後147円台まで上昇を繰り返す

<石破首相退陣報道の影響>
・石破政権が8月または月内に退陣表明するとの報道が流れ、円売り方向に
・退陣により日銀の利上げが困難になるとの見方から円安圧力
・15時半頃、石破首相が退陣報道を「事実全くない」と否定し、円が急反発

<日米貿易合意の主な内容>
・相互関税を25%から15%に引き下げ
・自動車関税は25%から12.5%に半減し、既存の2.5%と合わせて15%
・鉄・アルミ関税(50%)は今回含まれず、今後も交渉継続
・対米投資5500億ドル(約80兆円)を約束
・政府が自動車メーカーに逆輸入を要請

<今後の注目点>
・石破首相の発言動向
・トランプ大統領・ベッセント財務長官の発言
・レンジ内取引が基本、ブレイク時は方向性に注意

<結論>
日米貿易合意により株価は上昇したものの、ドル円は石破首相の退陣報道とその否定により乱高下。147円を中心としたレンジ相場が継続する見込みで、政治的発言や米要人発言に注意しながら短期的な取引スタンスが適切。

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外為どっとコム総合研究所 情報企画部 研究員
宇栄原 宗平(うえはら・しゅうへい)
国際テクニカルアナリスト連盟 認定テクニカルアナリスト(CFTe)
2015年から金融業界に参入し、顧客サポートなどに従事。また金融セミナーの講師としても活躍する。2022年2月(株)外為どっとコム総合研究所へ入社。これまでの経験や知識を活かしながら、FX個人投資家へ精力的な情報発信を行っている。経済番組専門放送局「ストックボイス」や、ニッポン放送『辛坊治郎 ズーム そこまで言うか!』でのレギュラー解説ほか出演多数。マネー誌『ダイヤモンドZAi(ザイ)』にてドル円・ユーロ円見通しを連載中。

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ドル円 日米貿易合意も石破首相退陣を巡り乱高下147円を挟んだ値動きが続くか 今夜のFX予想

23日の東京外国為替市場で円が対ドルで乱高下した。朝方の東京市場では米国との関税交渉妥結を受けて1ドル=146円20銭台の円高・ドル安水準をつけた。その後、石破茂首相の退陣報道が流れると147円10銭台と1円近く円安・ドル高に振れる場面があった。

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