金(ゴールド)3日続伸、FRB独立性懸念でドル売り・金買い優勢(XAU/USD 市況と分析)2025/7/23

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金(ゴールド)3日続伸、FRB独立性懸念でドル売り・金買い優勢(XAU/USD 市況と分析)2025/7/23
 

金(ゴールド)CFD(外為どっとコムの取引口座「CFDネクスト」の銘柄名:金スポット)について、昨日の振り返りと現在のポイントについて短時間で確認できるようまとめました。

※最新の金(ゴールド)レポートはコチラ

金(ゴールド)市場の値動き まとめ

COMEX(ニューヨーク商品取引所)の金先物8月限は前日から37.30ドル(1.09%)値上がりし、1オンス当たり3443.70ドルで取引を終了しました。3営業日連続の上昇となりました。

米国のベッセント財務長官は米連邦準備制度理事会(FRB)のパウエル議長について、今辞任すべき理由は見当たらないとの考えを示しました。一方、トランプ大統領はパウエル議長を再び批判し、「パウエルFRB議長は『おそらく』政治的な理由で高金利を維持している」と語りました。

トランプ政権による政治的介入やパウエル議長解任観測を背景に、FRBの独立性を巡り懸念が広がっています。これはドルにとっては逆風で、安全資産としての金の需要を押し上げています。ドルが売られ、金相場の追い風となりました。

最新の金(ゴールド)CFD チャート

30分足チャート

日足チャート

「CFDネクスト」での金(ゴールド)スポット価格について、テクニカル分析では単純移動平均線(10日)が上向きになる中、価格は移動平均線より上に位置していることから上昇トレンドを示している。一方で相場の過熱感をはかるRSIは、70を超えて推移しているため買われすぎを示唆している。
 ※リアルタイムの価格はこちらから確認できます。

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金(ゴールド)の上昇・下落変動要因

上昇要因

インフレの期待:物価上昇の予測が強まると、金を価値保存手段として買う動きが強まる。
経済的不安定性:経済危機や金融市場の不安定時には、安全資産としての金への需要が高まる。
実質金利の低下:金利がインフレ率を下回ると、金への投資が魅力的になる。
通貨価値の低下:特に米ドルが弱まると、金価格は上昇する傾向がある。
地政学的緊張:紛争や政治的不安が高まると、リスク回避のため金への投資が増える。
中央銀行による購入:中央銀行が金を買い増すと、供給が減り価格が上昇する。

下落要因

インフレ率の安定または減少:物価上昇の懸念が和らぐと、金への投資需要が減少する。
経済的安定:経済が安定し、リスク資産への投資が増えると、金への需要が減る。
実質金利の上昇:金利がインフレ率を上回ると、金に対する魅力が減少する。
通貨価値の強化:特に米ドルが強まると、金価格は下落する傾向がある。
地政学的緊張の緩和:地政学的リスクが減少すると、金へのリスク回避需要が落ちる。
中央銀行による売却:中央銀行が金を市場に売り出すと、供給が増え価格が下がる。

 
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なお 中国人民銀行は1月も4.98トン金を購入した模様

2月7日に発表された1月米雇用統計によると、景気動向を敏感に反映する非農業部門の就業者数は前月比14.3万人増と、市場予想(17.0万人増)を下回りました。一方で、失業率は4.0%と、前月から0.1%ポイント改善。平均時給も前年同月比4.1%上昇、前月比では0.5%上昇と、前月(0.3%上昇)から加速したため、FRBは政策金利を当面据え置く公算が大きいとの見方が拡大。米長期金利の上昇を受けて売られる場面もみられたものの、トランプ米政権の外交や経済政策への不透明感さから、引き続き「安全資産」として買い拾われた様で、一時1910.6ドルまで上昇し、再び最高値を更新。ただ、大台に乗せた達成感から買い方の利喰い売りに押されて、終値で2900ドル台に乗せることは出来ず。

2025年4月25日(金)の日経平均株価をはじめ、日経平均寄与度の上位と下位銘柄、業種別騰落ランキング、東証プライム市場に上場している個別株式の騰落率ランキングなどをお伝えします。

世界第2位の金ETFである「iシェアーズ・ゴールド・トラスト」は前週末比0.80トン増の392.73トンと、同じく2週連続で増加。

2800ドル台を回復した前週から、1週間あまりで100ドル超の上昇を演じたことで、短期的な過熱感も意識されている様ですが、スイス金融大手UBSは、米中貿易摩擦や地政学的リスクなどを理由に、今後12ヶ月間で1オンス=3000ドルまで上昇する可能性があると予測。米金融大手ゴールドマン・サックスは4-6月期までに3000ドルに上昇するとの見方を維持。また、米金融大手シティグループも今後3ヶ月以内に3000ドルに到達する可能性があるとの見方を示すなど、3000ドルを目標値に設定する大手金融機関の見通しが再度多くなっております。先高感が強い中、3000ドルを意識した動きが想定されます。

業種別では、非鉄金属、電気機器、その他製品、海運業、ガラス・土石製品などが上昇した一方、空運業、食料品、不動産業、水産・農林業、繊維製品などが下落しました。

◆当社の提供する店頭商品デリバティブ取引は、預託いただく証拠金に比べて大きな金額の取引が可能な「レバレッジ取引」です。取引を維持するために、相場の状況によっては追加で証拠金を預けていただく必要が生じることがあります。

先週のNY金(中心限月)は、前週末比75.1ドル高の2887.6ドルで終了。6週連続で上昇しております。

火曜のNY株式市場で主要3指数は揃って上昇。「関税を巡る対立解消を目指す米中貿易協議の進展に期待」との解釈。テスラが5.6%上昇。アルファベットが1.4%上昇。マイクロソフトが0.4%下落。食品メーカーJMスマッカーが15.6%急落。今夜発表予定の5月のコアCPIはの市場予想は前年比2.9%上昇。ここ数カ月の鎮静化傾向が反転。近い将来にFRBが利下げを行う可能性を低下させる見通しとの解釈。ゴールドマン・サックスはコアCPIは12月までに前年比3.5%上昇になる可能性があると指摘。10年国債利回りは4.473%。5年国債利回りは4.089%。2年国債利回りは4.024%。30年国債利回りは4.931%。ドル円は144円台後半。WTI原油先物7月限は前日比0.02ドル(0.02%)高の1バレル=64.74ドル。金先物8月限は前日比1.45ドル(0.06%)安の1オンス =3,342.95ドル。SKEW指数は138.85→139.18→141.22。恐怖と欲望指数は62→64。昨年10月18日の75がピーク(2023年10月5日が20)。4月8日の3がボトム。

今週も「トランプ発言」を巡り、相場の振幅が大きくなりそうです。ただ、トランプ米政権の外交や経済政策への不透明感さから、押した場面では引き続き「安全資産」として買い拾われそうです。米国の関税政策への警戒感が拡がる中、各国中銀の金買いも引き続き相場を下支えすると見られております。なお、中国人民銀行は1月も4.98トン金を購入した模様。

また、東証プライム市場の売買高は18億7,200万株となり前日と比べて減少した一方、売買代金は4兆4,020.20億円となり、前日と比べて増加。

◆価格の変動により損失が発生し、預託した証拠金を上回る損失を被る場合がありますので、十分ご注意ください。

最後に、世界最大の金ETFである「SPDRゴールド・シェア」の金保有残高は2月7日時点で前週末比3.73トン増の868.50トンと、2週連続で増加しております。

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