FX/為替「注目のFX週間イベント 来週の為替はどう動く?」7/28~8/3

FXブログ
FX/為替「注目のFX週間イベント 来週の為替はどう動く?」7/28~8/3

【週間イベント】

f:id:gaitamesk:20190823140851p:plain

4地域の今後1週間のスケジュールをお届けします。

執筆・監修:株式会社外為どっとコム総合研究所  小俣凪子

目次

▼北米(米国・カナダ)
FOMC後の記者会見注目

▼欧州(ユーロ圏・英国)
欧米関税交渉行方

▼アジア・オセアニア(日本・中国・豪州・NZ)
植田日銀総裁記者会見に注目

▼新興国(トルコ・南ア・メキシコ・シンガポール)
南ア中銀政策金利発表

北米(米国・カナダ)

重要イベント

7/29◎米6月JOLTS求人件数
7/29◎米7月消費者信頼感指数
7/30◎米7月ADP全国雇用者数
7/30☆米4-6月期GDP・速報値
7/30☆米4-6月期個人消費・速報値
7/30◎米4-6月期コアPCEデフレーター・速報値
7/30☆カナダ中銀政策金利
7/30☆FOMC政策金利
7/30☆パウエルFRB議長記者会見
7/30◎メタ・プラットフォームズ4-6月期決算
7/30◎マイクロソフト4-6月期決算 
7/31◎カナダ5月GDP
7/31◎米4-6月期雇用コスト指数
7/31☆米6月PCEデフレーター
7/31☆米新規失業保険申請件数
7/31◎アップル4-6月期決算
7/31◎アマゾン4-6月期決算
8/1☆米7月雇用統計
8/1☆米7月ISM製造業景況指数
8/1◎トランプ米政権、上乗せ関税発動

☆特に重要 ◎重要
※カレンダーにないイベントも掲載することがあります

ここがポイント

来週は、30日に予定されている米連邦公開市場委員会(FOMC)が注目イベントとなります。市場では政策金利の据え置きが予想されていますが、9月の利下げの可能性が高まっていることから、今後の金融政策について米連邦制度理事会(FRB)のパウエル議長がどのような発言をするのかに注目が集まります。また、8月1日に発表される米7月雇用統計も9月利下げを巡る見通しに大きな影響を与えるでしょう。

北米のイベント

欧州(ユーロ圏・英国)

重要イベント

7/29◎ECB、ユーロ圏6月CPI予想
7/30☆独4-6月期GDP・速報値
7/30☆ユーロ圏4-6月期GDP・速報値
7/31◎独7月雇用統計
7/31◎ユーロ圏6月失業率
7/31☆独7月消費者物価指数・速報値
8/1☆ユーロ圏7月消費者物価指数・速報値
8/1◎トランプ米政権、上乗せ関税発動

☆特に重要 ◎重要
※カレンダーにないイベントも掲載することがあります

ここがポイント

欧州連合(EU)は、米国と進めている貿易交渉において、日米交渉と同様に15%の関税率で合意する可能性が報じられており、これがユーロの押し上げ要因となっています。今後、双方がどのように対応していくのかに注目が集まっています。インフレ動向も欧州中央銀行(ECB)の政策判断に影響を与えるため、1日に発表される消費者物価指数(CPI)にも注目です。

欧州のイベント

アジア・オセアニア(日本・中国・豪州・NZ)

重要イベント

7/30◎豪6月消費者物価指数
7/30☆豪4-6月消費者物価指数
7/31☆中国7月製造業PMI
7/31◎豪6月小売売上高
7/31☆日銀金融政策決定会合
7/31☆日銀展望リポート
7/31☆植田日銀総裁記者会見
8/1◎豪4-6月期生産者物価指数
8/1☆中国7月財新製造業PMI
8/1◎トランプ米政権、上乗せ関税発動

☆特に重要 ◎重要
※カレンダーにないイベントも掲載することがあります

ここがポイント

31日に日銀政策決定会合が行われます。市場では、米国との関税交渉が合意したことを受けて、日銀が追加利上げを行いやすくなったとの見方が出ています。もし植田日銀総裁の会見で利上げに前向きな姿勢を示した場合、円高に動く可能性があります。

アジア・オセアニアのイベント

 

新興国(トルコ・南ア・メキシコ・シンガポール)

重要イベント

7/28◎メキシコ6月失業率
7/28◎メキシコ6月貿易収支
7/30◎トルコ6月失業率
7/30◎メキシコ4-6月期GDP・速報値
7/31☆南ア政策金利
7/31◎トルコ6月貿易収支
7/31◎南ア6月生産者物価指数
7/31◎南ア6月貿易収支
8/1◎トルコ7月製造業PMI
8/1◎メキシコ7月製造業PMI
8/1◎トランプ米政権、上乗せ関税発動

☆特に重要 ◎重要
※カレンダーにないイベントも掲載することがあります

ここがポイント

31日に南ア中銀の政策金利発表が予定されています。インフレが比較的落ち着いていることから追加利下げに動くとの見方が大勢です。ただ、6月に消費者物価指数(CPI)の伸びがやや高まったことから、一部には金利据え置きの予想もあるようです。

新興国のイベント

お知らせ:FX初心者向けに12時からライブ解説を配信

外為どっとコム総合研究所に所属する外国為替市場の研究員が、FX初心者向けに平日毎日12時ごろからライブ配信を行っています。前日の振り返り、今日の相場ポイントなどをわかりやすく解説しています。YouTubeの「外為どっとコム公式FX初心者ch」でご覧いただけます。

12時からのFXライブ解説 配信チャンネルはコチラ

 
omata.jpg

外為どっとコム総合研究所 情報企画部 研究員
小俣 凪子(おまた・なぎこ)
大学卒業後、約2年メガバンクで勤務し個人営業で投資信託や保険販売等を行う。 2021年3月(株)外為どっとコム総合研究所へ入社。 銀行勤務時代に得た接客スキルを活かしながら、X(Twitter)やYouTubeなどSNSで個人投資家に寄り添った情報発信を精力的に行っている。元邦銀ディーラー今井雅人氏と共に「FX脱初心者塾」(動画シリーズ)を担当。

●免責事項
本サイトに掲載する情報には充分に注意を払っていますが、その内容について保証するものではありません。また本サービスは、投資判断の参考となる情報の提供を目的としたものであって、投資勧誘を目的として提供するものではありません。投資方針や時期選択等の最終決定はご自身で判断されますようお願いいたします。なお、本サービスの閲覧によって生じたいかなる損害につきましても、株式会社外為どっとコムは一切の責任を負いかねますことをご了承ください。
[紹介元] 外為どっとコム マネ育チャンネル FX/為替「注目のFX週間イベント 来週の為替はどう動く?」7/28~8/3

FXは 社会情勢によって相場が大きく動きます

FX市場は世界中で開かれており、平日であれば24時間(月曜日の朝〜土曜日の朝)取引を行うことができます。 取引時間の自由度が高いため、忙しい方も自分のライフスタイルに合わせた運用ができるでしょう。 ただし、取引の時間帯やタイミングによっては値動きが激しくなるなど、リスクが高くなるため注意が必要です。 時間帯ごとの値動きの特徴を理解し、リスクを抑えながら効率よく利益を上げられるよう、慎重に取引しましょう。 SBI FXトレードでは、業界最狭水準のスプレッドを提供しており、コストを抑えての取引が可能です。取引単位が1通貨(一部通貨ペアを除く)となっており、少額の資金から始められるので初心者でも安心です。口座開設は無料でできるので、まずは少額の資金で始めて、投資に慣れていくことから始めてみてください。

FXでは、基本的に土日は取引ができません。これは世界各地の外国為替市場が一斉に休場となるためです。 ただし、イスラム圏では土日ではなく金曜日が休日となっている地域がある関係で、中東のごく一部では土日でも取引が行われています。そのため、主要な市場が休場していても、為替相場は変動し続ける可能性があるため注意が必要です。 取引できない時間帯はFX会社によって異なりますが、概ね土曜日の朝5時30分もしくは6時30分に取引が終了し、翌月曜日の朝7時から開始される傾向にあります。 また、取引時間外に大規模な災害や重大事件などが発生した場合、週明けに価格が急激に変動する場合があることも理解しておく必要があります。

FXは、社会情勢によって相場が大きく動きます。 下図は、代表的な相場の変動要因を示しています。テロなどの予測不能な出来事も相場に大きな影響を与えるため、ニュースは常にチェックしておきましょう。

また、スマートフォン用のアプリ版取引画面では、経済指標を発表期間、国、重要度で絞込むことも 可能です。この機能は、「みんなのFX」に口座をお持ちでなくても、どなたでも無料でご利用いただけます。取引を始める前に必ずチェックしておきましょう。

SBI FXTRADEFX(外国為替証拠金取引)は異なる通貨を売買し、売買時のレートによって生じた差額で利益を出そうとする取引です。SBI FXTRADEは、スプレッドやスワップポイント、通貨ペア数など、業界最良水準のサービスをご提供しています。また、初心者の方から、上級者までご満足いただける取引ツールをご用意しております。

年間を通して、元日(1月1日)だけはどこの市場でも取引ができません。世界共通の祝日であり、外国為替市場が一斉に休場となるためです。 ただし、FXの取引スケジュールは欧米に準じているため、取引できないのは元日(1月1日)のみとなっており、1月2日からは取引が再開されるのが一般的です。 1月2日の取引開始時間はFX会社によって異なりますが、概ね朝7時頃に設定されています。

FXは、24時間相場が動いています。東京市場が閉まっている時間帯でもロンドンやニューヨークなどの市場が開いており、世界のどこかで絶えず通貨の売買が行われているためです。 ここでは、FXで取引できる時間帯と取引できない時間帯について解説します。

FX初心者が取引を避けた方がいい時間帯を2つ解説します。

分析を行う際には主に経済指標や金融政策、要人発言など公に発表されている情報を基に見通しを立てます。具体的に押さえておくべき情報は次に解説していきます。金利や金融政策などは中長期で効果を発揮していくため、ファンダメンタルズ分析は中長期でFXを取引する人に欠かせない分析手法となります。また、短期においても方向性を把握するためには必須となります。

FXを始めたばかりの方は避けた方が良いとされるのが、金曜日の取引です。 その理由は、金曜日は多くの投資家がポジション調整(保有ポジションを決済すること)を行うため、値動きが激しくなる可能性があるからです。 特に、さまざまな指標の中でも毎月第1金曜日に発表される米国の雇用統計は注目度が高く、相場が大きく動く傾向があります。 投資には「売るべし、買うべし、休むべし」という格言があります。相場が荒れている時は、無理に取引をせず、一旦休むことも選択肢の一つです。 無理に参加して損失を生むリスクを避け、好機を待って取引をした方が、勝率を上げることにつながるでしょう。

FX会社は定期的にシステムのメンテナンスを実施しており、このメンテナンス中はシステムが停止するため取引ができません。 メンテナンスの周期や時間帯はFX会社によって異なるため、必ず利用しているFX会社のスケジュールを確認しておきましょう。また、状況に応じて定期メンテナンス以外に臨時メンテナンスが実施されたり、通常よりもメンテナンスが長引いたりすることもあるため、FX会社のメンテナンス情報は常にチェックしておくことが大切です。

この情報ツールは「みんなのFX」で口座開設しているお客様限定のサービスですが、取引画面にログインするとこのような表示になっています。下図の場合、米ドル/円を取引しているトレーダーのうち、42%が買いポジションを保有していて、58%が売りポジションを保有している、ということになります。ポジション(取引高)に関しては、買いポジションが50%、売りポジションが50%で拮抗している状態です。この数値が買いまたは売りのいずれかに偏りすぎている場合には、そろそろ反動がくるというサインになります。たとえば、米ドル/円の買いポジションが90%、売りポジションが10%の場合は、買いが偏っているため、そろそろ売りが優勢になる、つまり米ドル/円が下落するかもしれない、というサインになります。

日本時間の16時頃からオープンするロンドン市場は、欧州の取引の大半を占めており、17時からは市場参加者が増加するため、一気に値動きが活発になります。 主に取引されるのはユーロやポンドなどの欧州通貨で、ユーロ圏で重要な経済指標が発表された際には、相場の動きがかなり大きくなることもあります。 ただし、欧州勢がお昼休みに入る19時頃になると、値動きは一旦落ち着くことが多いです。 その後の21時以降はニューヨーク市場と重なる時間帯であり、1日の中でも取引が最も活発になる時間帯であるため、日中はFXができないという方は、この時間帯だけに限定して取引をするのも良いでしょう。

発表はそれぞれの国の中央銀行や官公庁のホームページなどで公表されることがほとんどですが、FX会社の「経済指標カレンダー」では、発表結果を一覧で確認することができます。大変便利なので、ぜひ活用したいです。また、発表結果のみならず、いつ、どの国の何の経済指標が発表されるのか、また予想値はいくつで前回値はいくつかなど詳細な情報も確認できます。

「FXレポート」では毎朝、その日のトレードの役に立つ情報を分かりやすく解説しています。前日の相場動向から当日の注目すべきポイントを1分間で理解することができるコンテンツとなっており、毎朝必ずチェックしておきたいです。過去のバックナンバーも数年前まで遡ってご覧いただくことができ、初心者のみならず中級者以上の検証や分析にも有益な情報としてご利用いただけるでしょう。

コメント

` this.fetchProxy(url, options, 0).then( res => res.json() ).then( data => { if (data.body) this.srcdoc = data.body.replace(/]*)>/i, `
タイトルとURLをコピーしました