シネコン売店に大行列 鬼滅で再燃

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シネコン売店に大行列 鬼滅で再燃
[紹介元] Yahoo!ニュース・トピックス – 経済 シネコン売店に大行列 鬼滅で再燃

シネコン売店に大行列 鬼滅で再燃

三連休に突入する中、『鬼滅』新作はますますの盛り上がりが予想される。何やら障害が発生してしまったイオンシネマはもちろん、そのほかの各劇場のスタッフたちも、頑張りどきとなりそうだ。

さらに、公開初日は各地の大きな劇場を中心に複数回上映するスケジュールが組まれ、『TOHOシネマズ新宿』は初日の朝から夜までの間に40回上映。それでも“売り切れ”の回を続出させていた。

ただ、その一方で、他作品へ思わぬ影響を与えているようです。連休中は『鬼滅の刃』が数十回上映されていたものの、ほとんど満席状態でした。そのため映画館でチケットを当日に購入しようとして、できなかった人が、「代わりに別の映画を観た」というのです。その影響もあってか、3連休は『鬼滅の刃』だけでなく他作品もほぼ満席状態になっていました。

アニメ映画『劇場版「鬼滅の刃」無限城編 第一章 猗窩座再来』が7月18日から公開され、公開3日間で観客動員384万人、興行収入55.2億円を突破した。この成績は、日本の歴代興行収入第1位となる404.3億円を記録した『劇場版「鬼滅の刃」無限列車編』(2020年)を上回るペ...

初日から『劇場版「鬼滅の刃」無限城編 第一章 猗窩座再来』を上映していた同施設では7月21日、連日の大ヒットによって売店の製氷機が限界を迎えた。

そんな『鬼滅の刃』の最新アニメ映画『劇場版「鬼滅の刃」無限城編 第一章 猗窩座再来』は、7月18日の公開初日の午前0時から、全国11都道府県24の劇場で世界最速上映も実施。各劇場のチケット予約が開始した時点で“争奪戦”となり、SNS上でも《チケ戦勝ちました》《アクセス集中でマジ焦った》《深夜なのにすごい》など、公開前から大きな盛り上がりを見せていた。

多くの人が映画館を訪れたことで売店のキャパシティがオーバー──歴史的な観客動員数を記録する『鬼滅の刃』を象徴する出来事だ。

イオンシネマ名古屋茶屋の担当者も驚きを隠せない。KAI-YOUの取材に対して、「記憶している限りでは史上初の出来事」と振り返った。

“珍事”の舞台となった映画館は、愛知県名古屋市のイオンモールにあるイオンシネマ名古屋茶屋。全12のスクリーンのうちほぼ全てで『劇場版「鬼滅の刃」無限城編 第一章 猗窩座再来』を上映している(7月22日時点)。

その背景には特有の事情もある。平日のシネコンはどこもガラガラだ。週末でも売店が大行列になるのは大都市圏の一部と、ヒット作が集中した月の半分くらいの週末。通常の運営でほとんどの時期を乗り切れるなか、経営上の投資の優先順位の結果が現況なのだろう。

『劇場版「鬼滅の刃」無限城編 第一章 猗窩座再来』は、『鬼滅の刃』劇場版三部作「無限城編」の第一章として公開中。鬼の始祖・鬼舞辻無惨との決戦という物語のクライマックスが描かれることもあり、早くも大ヒットを記録している。

過去にもたびたび槍玉に上がっているシネコンの売店大行列問題。ここ最近でも、大手系列シネコンの売店前が来場者で溢れかえる画像が6月に拡散され、炎上状態になっていたばかり。

ネットニュースやSNSを遡ると、2022年くらいからシネコン売店の大行列問題の発信が目立っている。それがいま現在も続いているわけだが、記事にもある通り、シネコン運営が何も対策をしていないわけではない。

7月18日から公開が始まった『劇場版「鬼滅の刃」無限城編 第一章 猗窩座再来』。同作の原作漫画の公式Xによると、月曜・祝日を含む公開4日間では観客動員516万4348人、興行収入73億1584万6800円という驚異的なロケットスタートを記録。 ’20年10月に公開され、日本歴代興行収入第1位となる404.3億円を記録した前作『劇場版「鬼滅の刃」無限列車編』のオープニング成績を上回る数字で、国内最高を更新した。 公開初日には、一部劇場で深夜0時に“世界最速上映”が行われ、完売する劇場が続出。さらに、都内屈指の大規模シネコンと名高い「TOHOシネマズ新宿」は初日の朝から夜までの間に40回上映するという異例のスケジュールを組んだが、それでも売り切れ回が続出した。 売り切れたのはチケットだけではない。豊富な種類のグッズが展開されているが、SNS上では《グッズもほぼ売り切れ状態》《欲しいの売り切れでした》と、目当てのグッズの完売報告を訴える声が相次いでいる。 人気作のグッズ完売はよくあることだが、空前絶後のロケットスタートによって、“まさかのモノ”まで売り切れているようだ。X上ではこんな報告が――。 《TOHOシネマズ、ドリンクほぼ売り切れてる こんなことあるんやww》 《名古屋のイオンシネマで鬼滅の影響でポップコーンとドリンクの氷の生産が追い付かず販売中止…… こんなことあるんだ……ヤバ……》 なんと、売店で販売されているポップコーンはおろかドリンクまで底をついた劇場があるというのだ。 これらの投稿には《連日、鬼滅の刃/大ヒットにより、製氷機の限界を超えて製氷が追いついておりません。その為、本日ドリンク氷提供を中止しております》や《ポップコーンの製造が追いつかず、このままでは在庫確保が困難と判断し、販売を一時中止させていただいております》と書かれた劇場からのアナウンスを示す写真も添えられていた。 ある映画関係者は言う。 「私は公開初日の深夜上映回に行ったのですが、飲み物を買おうと上映時間の40分ほど前に劇場に到着したところ、深夜にもかかわらず待機列が8列くらい折り返すほどの盛況ぶりで結局30分ほど並んで、ギリギリ間に合いました。 これは深夜だったからまだいいほうで、三連休の日中は並んでから購入できるまでに1時間ほど待つことはザラで、本編開始に間に合わなかった人も多かったようです。ここまで売店が混雑しているのは見たことがないです。劇場側も当然ヒットは見越して準備はしていたと思いますが、想定を大幅に上回る異次元の興行収入によって、こうした事態が起きているのだと思います」 実際に、「名古屋茶屋」の店舗でドリンク用の氷の提供中止を発表したイオンシネマの担当者に話を聞くと、“鬼滅効果”による売店の反響が「想定を上回った」という。 「氷の製氷が追いつかなかったということが名古屋茶屋という劇場で実際に起きたことでしたり、ホットコーナーが一時的に間に合わなくて販売ができなくなった劇場というのも実際ございました。こちらも最大限の準備はなるべくしてはいたのですけれども、“想定していたものの……”というところはございました」 グッズやドリンクの行列状況については「弊社の劇場は全国で97ございまして劇場によっても違いましたので、一律にどれぐらいというのはお答えできないんですけれども、こちらとしてはお時間に余裕を持ってご来館くださいということまでしかお伝えすることはできないです。 今週は『鬼滅の刃』に注力する編成になっていましたが、また今週、来週以降もほかの新作映画も始まってまいります。そのお客様とバッティングすることもございますので、なるべく早めに来ていただけると、お時間に余裕を持ってご利用いただけるかなと思います」 製氷が追いつかないなど、想定以上の来場者に対する問題はすでに“対策済み”だという。 「名古屋茶屋の劇場でも、もう翌日には復旧して対応できるように改善しておりまして、今までも氷が足りなくなるといったことはございませんでしたので、あらかじめ準備を行って、なるべく全ての商品を完全な状況でお届けできるよう対応したいと考えております」 最後に、記録更新中の“鬼滅効果”について「もう記録達成、記録達成ですので、もうホント規格外という……」と、うれしい悲鳴を漏らした劇場担当者。劇場にとっても“宴の夏”になりそうだ。

そして、先週末からの『劇場版「鬼滅の刃」無限城編 第一章 猗窩座再来』による数年に一度のシネコンの大混雑から、「飲食物持ち込み禁止なのに売店は大行列。観客に不便をかけているのに運営側は無策」問題が再燃している。

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