[ユーロ米ドル]米欧金融政策と関税協議

日米協議が15％で合意に至ったことからEUとの交渉も15％で合意が近いとの観測からユーロは底堅く推移。また、先週のECB理事会では「これまでの利下げの効果もあり経済全体として底堅い」との楽観的な見方が示されたこともユーロの下支えとなった。
今週のFOMC会合では利下げに前向きな姿勢が示されるとの見方が多く、予想通りであれば米欧金融政策の違いからユーロは最高値を更新してくる可能性が高い。
もし協議が難航し欧州の報復が打ち出されるようならユーロ売りが強まる場面もありそうだが、最終的に合意に至るとの楽観的な見方から下値は限定的とみる。
上昇トレンド継続。

今週のユーロドル予想レンジ： 1.1830（BB上限）～1.1640（61.8％）

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