【見通し】今日の株式見通し=しっかりか ナスダック高や円安進行が支えに

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【見通し】今日の株式見通し=しっかりか ナスダック高や円安進行が支えに

東京市場はしっかりか。米国株はまちまち。ダウ平均とS&P500が下落した一方、ナスダックは上昇した。ダウ平均は171ドル安の44461ドルで取引を終えた。FOMCでは大方の予想通り、政策金利は据え置かれた。パウエルFRB議長が9月の利下げに慎重な姿勢を示したことが嫌気されて3指数とも下を試す場面があったが、引けにかけては持ち直してナスダックはプラスを確保した。早期の利下げ観測が後退して、米10年債利回りは上昇。ドル円は足元149円40銭近辺と円安(ドル高)に振れている。CME225先物は円建てが20円安の40640円、ドル建てが20円高の40680円で取引を終えた。

 米3指数の方向はそろわなかったが、早期の利下げ期待が高まらなかった中でナスダックがプラスで終えたことは安心材料。引け後に決算を発表したマイクロソフトやメタが時間外で大きく上昇しており、日本のハイテク株にはプラスの影響が見込まれる。円安も日本株を下支えする公算が大きい。本日は日銀金融政策決定会合の結果が公表されるが、FOMCを通過して円安が進んだことから、円高加速に対する警戒は大きく後退する。引け後の植田総裁会見を見極めたい状況だけに高くなればリスク回避の動きは出てくるとみるが、現状からさらに売り込む理由は乏しく、下値は堅いと予想する。日経平均の予想レンジは40550-40850円。

(小針)

・提供 DZHフィナンシャルリサーチ

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それでは2025年の見通しに進みます

トランプ大統領が就任早々から関税引き上げの大統領令を発出。貿易相手国が報復措置を発動することで、世界貿易は急速に縮小。関税引き上げや移民規制によるインフレ懸念から長期金利が上昇することも米景気にブレーキをかけます。米国はリセッション(景気後退)に沈みます。業績悪化見通しから株価が大幅に下落することも、逆資産効果を通して景気への重石となります。

市場の金融政策見通しを反映するOIS(翌日物金利スワップ)によると、市場では25年末までに合計0.75%の利下げが行われるとの見方が有力です(24年12月19日時点)。

それでは2025年の見通しに進みます。 まず年回りをみると、十干は「乙」、干支は「巳」です。60年に一度の乙巳(きのと・み)の年は、成長していたものが芽吹き極限まで一気に伸びる、水面下で重ねてきた努力が報われ成功する、という勢いのある年とされています(蛇が脱皮を繰り返し成長していくイメージですね)。反面、芽吹くに至らず、さらに我慢が必要な場合もあるそうです。

そこで7月上旬に筆者は年後半の見通しを公開しました。 「24年後半の日経平均は4万2000円~4万3000円へ上昇余地がある一方、4年サイクル底へ向け、高値から15%~20%の調整が起きる可能性があります」(『マンスリー・フォーカス、7月10日付』より)。

<25年の豪ドル/NZドルの見通し> 24年1年間を通してみると、豪ドル/NZドルは堅調な展開でした。RBNZが積極的な利下げを実施する一方で、RBAは政策金利を据え置き続けたことが、その主な要因と考えられます。

<25年の米ドル/カナダドルの見通し> 24年はBOCが積極的な利下げを実施する一方で、FRBの利下げペースはBOCと比較すれば緩やかでした。24年終盤の米ドル/カナダドル上昇は、FRBとBOCの利下げペースの差が主な要因と考えられます。

25年はリクスバンクが利下げを継続するなか、ノルゲバンクも利下げを開始する見通しです。そうしたなかでも金利差(スウェーデン<ノルウェー)は拡大が予想され、引き続きNクローネにプラスとなりそうです。ただ、ノルゲバンクの「据え置き⇒利下げ」は金融政策の転換であり、転換時においてはNクローネの下落圧力を生みそうです。

市場の金融政策見通しを反映するOIS(翌日物金利スワップ)によると、BOCの政策金利は25年12月時点で2.75%との見方が有力です(24年12月19日時点)。仮にこの通りになるならば、BOCの政策金利はあと0.50%引き下げられることになります。

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