
大陽線引け。148円半ばを下押し水準に切り返すと、149円半ばの200日線を上抜けて上げ足を速めた。150円台乗せにも成功し、150.84円と約4ヵ月ぶりの高値を更新している。
200日線をしっかりと超えて引けており、上昇トレンドの強さがうかがえる。2日で約3円上げた後で下向きの揺り戻しがあったとしても、あくまで調整の範囲に留まりそうだ。上値はまず2月20日高値151.48円が意識されるポイント。
レジスタンス1 151.48(2/20高値)
前日終値 150.75
サポート1 149.59(200日移動平均線)
サポート2 148.35(日足一目均衡表・転換線)
(小針)
・提供 DZHフィナンシャルリサーチ
テクニカル 日足テクニカル ドル円200日線をしっかり上抜け
大陽線引け。1.0790ドル付近で推移する90日移動平均線前後で下げ渋る底堅さを背景に、主要な日足テクニカル指標を上抜けて1.0927ドルまで上伸した。
少し厄介なのは、これまで見てきたように、チャートの形状などからは相場の前向きな様子も確認できるものの、市場を取り巻く環境は不安要素が多く、テクニカル分析の視点と市場のムードにギャップが生じていることです。インパクトのある材料や状況の変化が出てくるまでは、強気にも弱気にもなり切れないモヤモヤ感が続くことになりそうです。
チャート分析の際に役立つテクニカル指標をいくつかおぼえておくと、トレンドを見極めたりエントリータイミングを図ったりするにも役立つはずです。
さらに、4時間足でもSMA200は900万円付近に推移しているため、日足とテクニカル条件が一致しています。仮に大きな下落が入った場合、この水準は強気で見ておいてもよさそうです。
オシレーター系のテクニカル指標は、現在のトレンドの強さや相場の過熱感など、変化の大きさや兆しを察知するときに活用する指標です。
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ボリンジャーバンドは、統計学の標準偏差を活用したテクニカル指標です。移動平均線と上下に値動きの幅を示す線を3本ずつ(±1σ~±3σ)加えて表します。バンドが収縮している状態は「スクイーズ」と呼ばれ、レンジ相場である可能性が高いとされます。一方、スクイーズのあとにバンドが一気に拡大している状態は「エクスパンジョン」と呼ばれ、トレンドの発生を意味することが多いようです。
一目均衡表は、一目山人(いちもくさんじん)によって開発された日本生まれのテクニカル指標です。転換線、基準線、先行スパン(2本)、遅行スパンの5本線や、2つの先行スパンの間に現れる「雲」の位置関係や傾き、大きさなどによってトレンドを判断します。
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