【テクニカル】週足テクニカル・ユーロ円 サポート&レジスタンス

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【テクニカル】週足テクニカル・ユーロ円 サポート&レジスタンス

ユーロ円・週足は下影大陰線引け。173.97円まで年初来高値を更新した。しかし昨年高値175.43円をつけた同7月12日週以来、1年ぶり以上となる高値圏で頭打ちとなっている。

 7月25日週に底堅さを示唆する長めの下ひげを形成した際の安値171.37円を下抜けて勢いづき、169.73円まで下振れた。節目の170円を割り込んだことで、地合いの変化を感じている市場参加者も少なくないだろう。172円前後で推移している4週移動平均線を下回る水準で調整主体の動きが続くか。上昇中の週足一目均衡表・転換線169.26円前後が下げ渋りのポイントになるか注視したい。

レジスタンス3  175.43(2024/7/12週高値=2024年高値)

レジスタンス2  173.97(8/1週高値=年初来高値)

レジスタンス1  172.35(8/1週レンジ61.8%水準)

前週終値     170.79

サポート1    169.26(週足一目均衡表・転換線)

サポート2    168.07(13週移動平均線)

サポート3    165.91(6/20週安値)

(関口)

・提供 DZHフィナンシャルリサーチ

[紹介元] 外為どっとコム マネ育チャンネル 【テクニカル】週足テクニカル・ユーロ円 サポート&レジスタンス

一目均衡表は テクニカル分析用のインジケーターです

これら2つの水準は、先週の後半に相場の戻りを止めた経緯がある。ゆえに、これらテクニカルポイントの突破を確認した後に、ユーロ円の買いを考えたい。

一目均衡表はすべてを習得するのが難しいテクニカル指標であると言われています。一目均衡表の考案者である一目山人による解説本は全7巻があるものの、一部の本は絶版になっており、現在完全に習得した人はほとんどいないとされています。ただし、時間論・波動論・値幅観測論などの理論があるものの、実際の使用にあたっては、一目均衡表を完全に習得する必要性はあまりなく、おおまかな概念の理解とシグナルさえ押さえておけば充分役立てることが可能です。

一目均衡表は、テクニカル分析用のインジケーターです。雲を見るうえで理解しておくべき一目均衡表の特徴や習得すべき必要性について説明します。

FXにおける「雲」は、日本で生まれたテクニカル分析手法である「一目均衡表」に用いられます。一目均衡表でもっとも大事な要素であるため、しっかりと身につけておく必要があります。雲はトレンドを判断するために必要となるローソク足の支持線や抵抗線となってくれるものであり、トレンドラインはローソク足の安値同士・高値同士を結ぶことによって見えてきます。たとえば、買いポジションを持っている人が多い相場状況である場合には、相場が下がってほしくないといった心理状態を表しています。そうした投資家たちの心理を表すものとして、雲が形成されます。

チャートの動きを数学的に分析したチャートのことを「テクニカル」といいます。テクニカルには色々な種類があり、どれを参考にしたらいいのか迷うことがあると思います。

移動平均線とは、一定の期間における終値を平均して、線で結んだものです。テクニカル分析の中でも最も有名であり、相場のトレンド(方向性)を知るために、よく使われています。

テクニカル分析用のインジケーター(テクニカル指標)は海外発のものが多いなかで、一目均衡表は日本人によって考案されたものになります。海外にも逆輸入されているもので、「ichimoku」として親しまれています。一目均衡表の優れている点は視覚的に判断しやすく、現在の相場状況が上向きであるのか下向きであるのかといった方向感と強弱が分かります。多くのテクニカル分析がチャートの縦軸である「価格」を重視しているのに対して、一目均衡表では横軸である「時間」にも注目しています。それによって、価格とともに相場が変化していくタイミングを示唆しています。一目均衡表を正しく判断することによって、エントリーポイントを見逃しにくくなるのではないでしょうか。

なお、テクニカルの面で160.00レベルは、フィボナッチ・リトレースメント61.8%の水準にある(下の日足チャートを参照)。そして先週、反発相場を止めた経緯がある。

長く続く持ち合い相場にあっては一目均衡表が機能しづらい状況もあります。持ち合い相場では上雲と下雲が頻繁に入れ替わってしまうため、基準線や転換線がはっきりと上抜け、もしくは下抜けしたと判断しづらくなります。売買シグナルの根拠が薄い状況では無理なエントリーを避けて、取引を見送ることが望ましいと言えます。一目均衡表だけに頼りきってしまわずに、ほかのテクニカル分析と組み合わせて、分析精度を高めたうえで取引を進めていくのも1つの方法です。指標の種類によっては、相場展開によって機能しづらくなるケースもあるため、1つのテクニカル分析だけに依存した取引は控えたほうが良いかもしれません。相場は日々変動しているので、エントリーを行うチャンスはいずれ訪れます。チャート分析を行って、きちんと根拠を得られてから取引を行うことが大切だと言えます。

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