【見通し】今日の株式見通し=軟調か 米国株は弱い雇用統計を受けて大幅安

東京市場は軟調か。先週末の米国株は下落。ダウ平均は542ドル安の43588ドルで取引を終えた。7月雇用統計では、非農業部門雇用者数が7.3万人増と市場予想の11.0万人増を下回った。さらに、6月分と5月分も大幅に下方修正されたことで、景気後退に対する警戒が強まる展開。アマゾンが決算を受けて大きく下落したことも嫌気され、リスクオフムードの強い1日となった。米10年債利回りは大きく低下しており、為替市場では円高(ドル安)が進行。ドル円は足元147円30銭近辺で推移している。CME225先物は円建てが860円安の40000円、ドル建てが815円安の40045円で取引を終えた。
米国株安や円高進行を受けて、売りに押されると予想する。米国の雇用指標が弱ければ早期の利下げ期待も高まってくるが、きょうに関しては本日の米国株の反応を見定めたいだけに、押し目買いは期待しづらい。決算発表銘柄の反応も、買われる銘柄の上げが限定的となり、売られる銘柄の下げが大きくなる可能性がある。CME225先物は4万円近辺からのスタートを示唆している。大きく水準を切り下げて始まりそうな分、安値は早い時間につけるとみるが、売りが一巡しても戻りは緩慢となるだろう。日経平均の予想レンジは39000-40300円。
・提供 DZHフィナンシャルリサーチ
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見通し 今日の株式見通し軟調か 米国株は弱い雇用統計を受けて大幅安
向こう1ヶ月程度の見通しとしては、118円半ば~121円半ばを中心レンジとするも、世界的な株安が継続する場合には、8月の瞬間的な安値である116円台を再度見に行くこととなるであろう。一方、ドルの上値は、今回のドル下落が加速した122円台後半までと予想する。


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