【S&P500】上値トライの動き。上値余地が限られる可能性も。6,200割れで終えた場合は短期トレンドが変化。
直近の日足は前日足から上寄りのスタートとなり、高値引けの陽線で切り返しています。下値抵抗を守って上値トライの可能性に繋げていますが、日足の形状が悪化し始めていることや、6,400-10に強い上値抵抗が控えており、これをしっかり上抜けて終えるまでは調整下げ一巡と認められません。また、上値トライに失敗して6,200を割り込んで終えた場合は短期トレンドの変化に要注意。上値抵抗は6,330-40，6,360-70，6,400-10，6,420-30に、下値抵抗は6,270-80，6,250-60，6,220-30，6,200-10，6,140-50，6,100-10にあります。
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SP500 プロの予想 上値余地を探る動き
つまり、2025年のS＆P500の想定レンジは上値余地が6,305で下値余地は5,208、2026年の想定レンジが上値余地は6,793で下値余地は5,612と見込むことになります。
S＆P500の2024年予想EPS（市場予想平均）は242.20と前年比＋9.4％増益で最高益更新が見込まれています。予想PERを19倍から23倍と仮定すると、想定レンジの上値余地は5,571で下値余地は4,602と試算できます。
直近の日足は前日足から上寄りのスタートとなり、高値引けの陽線で切り返しています。下値抵抗を守って上値トライの可能性に繋げていますが、日足の形状が悪化し始めていることや、6,400-10に強い上値抵抗が控えており、これをしっかり上抜けて終えるまでは調整下げ一巡と認められません。また、上値トライに失敗して6,200を割り込んで終えた場合は短期トレンドの変化に要注意。上値抵抗は6,330-40，6,360-70，6,400-10，6,420-30に、下値抵抗は6,270-80，6,250-60，6,220-30，6,200-10，6,140-50，6,100-10にあります。
米国株式に上値余地はあるのでしょうか。それは投資家が考える「時間軸」次第といえます。図表3は、米国株式動向を象徴するS＆P500の中期的な「想定レンジ」を、ファンダメンタルズ（株価指数ベースの予想EPS：1株当たり利益）とバリュエーション（予想PER：株価収益率）の掛け算で試算したものです。
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