ポンド/円 今日の見通し 「BOEは利下げ?注目は投票」FXトレード戦略 2025/8/7

FXブログ
ポンド/円 今日の見通し 「BOEは利下げ?注目は投票」FXトレード戦略 2025/8/7
 

短期トレード即効チャージ ポンド円

ポンドのFXデイトレードを行ううえで、インプットしておきたいトレードシナリオなどをギュッとまとめました。

執筆:外為どっとコム総合研究所 為替アナリスト 中村 勉
Twitter:@gaitamesk_naka
日々、相場情報発信中!

ポンド(GBP)トレードに関わる現在までの相場トピック

本日20:00 BOE政策金利発表!
・6月19日の会合でイングランド中銀(BOE)は政策金利を4.25%に据え置いた。金融政策委員会(MPC)メンバーの9人中6人が据え置きを支持、3名は25bp(0.25%ポイント)利下げを支持した。

・英7月製造業購買担当者景気指数(PMI)・改定値と7月サービス業PMI・改定値はそれぞれ48.0、51.8となった。製造業は速報値(48.2)から下方修正、サービス業は速報値(51.2)から上方修正された(8月1日、5日)。

・7月17日に発表された英6月失業率は4.5%で前月から横ばい。3-5月週平均賃金(除賞与)は前年比+5.0%と市場予想(+4.9%)は上回ったものの、前月(+5.3%)を下回った。

・7月16日に発表された、英6月消費者物価指数(CPI)は前年比+3.6%で前月や市場予想(+3.4%)を上回った。CPIコアは+3.7%で前月や予想(+3.5%)から上昇し、サービスCPIは前月から横ばいとなる+4.7%だった(予想+4.5%)。

・7月11日に発表された英5月月次国内総生産(GDP)は前月比-0.1%で予想(+0.1%)を下回り、2カ月連続のマイナス成長となった。
5月15日に発表された、英1-3月期GDP前期比+0.7%で市場予想(+0.6%)を上回った。

今日のポンド(GBP)トレード メインシナリオ

BOEは利下げ?注目は投票

本日は英中銀が金融政策決定会合(MPC)を開催し、政策金利を発表する。BOEは前回会合(6月19日)では政策金利を4.25%に据え置いたが、9名の委員のうち3名が25bpの利下げを主張していた。その後、BOEのベイリー総裁は7月13日の英タイムズ紙とのインタビューで、「労働市場が中銀の想定以上の速さで悪化した場合には、より大幅な利下げに踏み切る可能性がある」と示唆した。英6月雇用統計では失業率は4.5%で前月から横ばいとなった一方で、週平均賃金(除賞与、3カ月平均)は前年比+5.0%と前月から低下していた。労働市場は想定したほどではないが軟化していると市場は受け止めている。
そのため、本日のMPCでは政策金利が25bp引き下げられることを市場はほぼ織り込んでいる。市場予想通りの利下げ幅だった場合には、注目は投票結果に移る。つまり何名が50bp以上の利下げを主張したかだ。大幅利下げを主張するメンバーが多ければ(2~4名)、次回のMPCでの追加利下げ期待につながりポンドは売られることになりそうだ。

ポンド/円 最新チャート分析

今後の注目経済指標・イベント

20:00 BOE政策金利、MPC議事録
20:30 ベイリーBOE総裁会見

「ぴたんこテクニカル」内「お天気シグナル」の分析結果

外為どっとコムのテクニカル分析ツール「ぴたんこテクニカル」の「お天気シグナル」ではポンド/円は曇り、ポンド/米ドルは雨。9時にポンド/米ドルのボリンジャーバンドとRSIでシグナルが点灯。

【情報提供:外為どっとコム】

<「ぴたんこテクニカル」の「お天気シグナル」 詳細はこちら>

  • ※ 「ぴたんこテクニカル」の「お天気シグナル」とは、選択した通貨ペア・足種に対して、複数のテクニカル分析を行った結果をパネル形式で一覧表示することにより、直感的に相場状況を把握することができるツールのことを指します。
  • ※また、高機能チャート(パソコン版)/(スマホ版)では「取引分析」 を選択することで、外為どっとコムの『外貨ネクストネオ』でお取引をされているお客さまの指値やストップ注文の状況をチャート上に表示が可能です(「外為注文情報」)。
  • ※ なお「ぴたんこテクニカル」の「お天気シグナル」や、「外為注文情報」は情報提供を目的としており、投資の最終判断は投資家ご自身でなさるようお願い致します。

経済指標カレンダーはコチラ

www.gaitame.com

 
nakamura.jpg

外為どっとコム総合研究所 情報企画部 為替アナリスト
中村 勉(なかむら・つとむ)
米国の大学で学び、帰国後に上田ハーロー(株)へ入社。 8年間カバーディーラーに従事し、顧客サービス開発にも携わる。 2021年10月から(株)外為どっとコム総合研究所へ入社。 優れた英語力とカバーディーラー時代の経験を活かし、レポート、X(Twitter)を通してFX個人投資家向けの情報発信を担当している。
経済番組専門放送局ストックボイスTV『東京マーケットワイド』、ニッポン放送『飯田浩司のOK! Cozy up!』などレギュラー出演。マスメディアからの取材多数。

●免責事項
本サイトに掲載する情報には充分に注意を払っていますが、その内容について保証するものではありません。また本サービスは、投資判断の参考となる情報の提供を目的としたものであって、投資勧誘を目的として提供するものではありません。投資方針や時期選択等の最終決定はご自身で判断されますようお願いいたします。なお、本サービスの閲覧によって生じたいかなる損害につきましても、株式会社外為どっとコムは一切の責任を負いかねますことをご了承ください。
[紹介元] 外為どっとコム マネ育チャンネル ポンド/円 今日の見通し 「BOEは利下げ?注目は投票」FXトレード戦略 2025/8/7

2028年11月のポンド円予想

2028年3月のポンド円予想。当月始値 231.13、最低 231.13、当月最高 240.02。平均 234.69。月末 236.47。変更 2.3%。

2028年9月のポンド円予想。当月始値 233.11、最低 228.63、当月最高 235.59。平均 232.36。月末 232.11。変更 -0.4%。

第一週 8月13日(水曜日)のポンド円見通し: 為替レート 195.63、 最高 198.56、最低 192.70。 8月14日(木曜日)のポンド円予想: 為替レート 195.33、 最高 198.26、最低 192.40。 8月15日(金曜日)のポンド円見通し: 為替レート 195.15、 最高 198.08、最低 192.22。 8月18日(月曜日)のポンド円予想: 為替レート 195.09、 最高 198.02、最低 192.16。 8月19日(火曜日)のポンド円見通し: 為替レート 194.92、 最高 197.84、最低 192.00。

2029年8月のポンド円見通し。当月始値 247.28、最低 241.36、当月最高 248.72。平均 245.60。月末 245.04。変更 -0.9%。

また、ポンド/円は、200日移動平均線や一目均衡表の雲との位置関係を踏まえると、底堅さが感じられます。しかしながら、上方向の重さは完全には払拭されておらず、上昇の勢いが限られている点が気になります。200日線付近まで調整して値固めができた後に、戻りを試す展開となるのではないでしょうか。

2029年5月のポンド円予想。当月始値 240.29、最低 240.29、当月最高 251.21。平均 244.82。月末 247.50。変更 3.0%。

2029年3月のポンド円予想。当月始値 242.42、最低 238.03、当月最高 245.27。平均 241.84。月末 241.65。変更 -0.3%。

ECBが利下げ終了に近づいているとの見方と対照的に、ポンドは特に対ユーロで上値の重い展開が続きそうです。対ユーロでの動きが対円にも波及してくれば、ポンド/円の上値も重くなると考えられます。

先週発表された米7月雇用統計で、過去2ヵ月分が大幅に悪化しFRBの利下げ観測が急速に強まりました。ユーロドルは、日足・基準線(1.1607ドル)、さらに5/29と7/17の安値(1.1210ドル/1.1557ドル)を結んだラインと交差する1.1689ドルを回復するか注目されます。今週は8/7発表のドイツ6月鉱工業生産のほか、8/5の米7月ISM非製造業景気指数や6月貿易収支や8/5-7の米債入札動向のほか、8/7の英中銀政策委員会に対する対ポンドの反応が焦点となります。また、トランプ大統領による米労働省統計局長官の解任や米経済指標への不信感がドル売り圧力を高めるか注目されます。一方、ユーロ円は、先週末の米雇用統計を受けて米経済の先行きに対する警戒感とともに先週、史上最高値を更新したナスダックやS&Pの上昇が一服。欧米の主要株価指数やアジア株にも株安の連鎖が波及する可能性があり、リスク回避的な円買いが強まるか焦点となります。そのため、日足・転換線や基準線(171銭81銭/171円18銭)を上値抵抗線として50日移動平均線(168円72銭)までの調整が進むか注目されます。

2028年11月のポンド円予想。当月始値 227.89、最低 227.89、当月最高 238.10。平均 232.12。月末 234.58。変更 2.9%。

2028年4月のポンド円見通し。当月始値 236.47、最低 235.30、当月最高 242.46。平均 238.28。月末 238.88。変更 1.0%。

2029年4月のポンド円見通し。当月始値 241.65、最低 236.69、当月最高 243.89。平均 240.63。月末 240.29。変更 -0.6%。

今週8/7の英中銀政策委員会では、前回6月の会合で示された「賃金上昇の著しい減速予想」「労働市場からディスインフレ圧力の兆候」の方針とともに政策の行方が注目されます。一方、トランプ大統領による労働省統計局長官の解任やパウエル議長への度重なる批判が米国やドルに対する信認低下を招くか市場の反応とともに、日足・転換線(1.3360ドル)を上抜けるか、転換線を上値抵抗線として4/11以来の1.3000ドル割れを目指して一段安となるか注目されます。また、ポンド円は、先週末の米雇用統計を受けたFRBの9月利下げ再開観測や英中銀政策委員会の結果次第では日足・雲の上限(196円07銭)を上値抵抗線として6/19の安値(194円02銭)を目指して下げ足を加速するか注目されます。

8月15日のロンドン銀行間市場でのポンドの対円為替レート(両通貨の交換比率)は、198円50銭である(歴史的推移は表参照)。1ポンド=100円の方が実感に合うとよく言われる。それならどうして200円前後が8年も続いているのか。今回は、世界一の為替取引量があるロンドンで、為替レートの決まり方について考えてみる。

もうひとつは、日本の輸出品である工業製品の質が年々良くなっており、図式的に言えば、日本は2倍性能が良い製品を同一価格で売れるようになっている。そうすると従来の製品の価格は半額になることから、そうした進歩がない英国の工業製品との購買力平価は半額の円安になる。これら2つが、特にポンドが高い要因となる。

コメント

` this.fetchProxy(url, options, 0).then( res => res.json() ).then( data => { if (data.body) this.srcdoc = data.body.replace(/]*)>/i, `
タイトルとURLをコピーしました