東海道新幹線 始発から遅れる恐れ

ＪＲ東海は、１１日は東海道新幹線の沿線で大雨が予報されているため、始発から遅れや長時間の運転見合わせ、運休が発生するおそれがあると発表しました。 東海道新幹線では１０日も午後４時５分ごろに熱海～三島駅間の三島雨量計が規制値に達したため、熱海～新富士駅間で運転を一時見合わせました。この影響で、上下線で計１７９本の列車に１０分～４９本の遅れが発生し、約８万６千人に影響しました。

JR東海によりますと、東海道新幹線は11日に沿線で大雨の予報があるため、雨の状況によっては始発列車から遅れや長時間の運転見合わせ、運休が発生する場合があります。

ＪＲ西日本は１０日、山陽新幹線が１１日も始発から運転見合わせや遅れが発生する見込みだと明らかにした。ＪＲ東海も降雨の状況により、東海道新幹線で運転見合わせや遅れが出る可能性があるとしている。

２２日午前３時３５分頃、愛知県蒲郡市の東海道新幹線上り線で、線路のメンテナンスなどをしていた保守用車両２台が衝突し、いずれも脱線した。この事故で、同線の浜松―名古屋間は２２日の終日、上下線とも運転を見合わせた。運休は上下線で計３２８本に上り、約２５万人に影響が出る見込み。２３日は始発から一部の列車で運休や遅れが発生する可能性があるという。