P&Fでは~
ポンド円が上に3枠転換。
<日足P&Fの状況:(08月11日)~(08月15日)>に追記しました。
先週は、その前の週末に出た米国雇用統計の影響とBOEのタカ派の影響で動いた相場。
あとは、FRB人事と関税政策といったところ。
専門家の方々は、スイスへの39%の関税でスイスフラン売りになるという見方も。
日本では、総裁選前倒しの議論も出てきています。
P&Fで、ポンド円が上に3枠転換したのでポンドドルも上に3枠転換するかチャートを~
キワドイところです。
下がってるトレンド線を上に抜ければもう少し伸びそうな気もします。
やることなければ小さなポジで試してみてもという思いです。
気になるのは~
先週末のカナダの雇用者数が、予想1.35万人のところ結果マイナス4.08万人とかなり悪い数字。
地域的に近い米国の雇用統計も悪かったので利下げより経済悪化に注目が集まるとドル売りが
強くなる可能性もあります。
日本の財政問題も注目されると日本売りにもなるので注意が必要だと思います。
こういう何が起こるかわからないような時は特に資金管理が大事です。
(個人的な見解ですので、投資は自己責任でお願いします。)
08月11日 ポンド円が3枠転換 ポンドドルは
ラリー・サマーズ元米財務長官はブルームバーグの取材で、ポンドが1ドルを割る可能性があるとし、「非常に残念だが、イギリスのふるまいは、新興国が自ら没落していく様子に似ていると思う」と述べた。
一方、英国でスターマー首相がリーブス氏の続投を明言し、財務相の交代観測を打ち消したことで市場の動揺はいったん沈静化し、トラスショックの再来は回避しています。もっとも、英財政健全化の遅れや政権の支持率低下への不安がなくなったわけではありません。英予算責任局(OBR)は、年金基金による国債購入減少の影響で、公的債務の金利負担が220億ポンド(約4兆3800億円)急増し、持続可能な財政見通しが脅かされる恐れがあるとの見解を示しています。
クワーテング財務相はこの日、財政刷新に向けたさまざまな減税と経済政策を発表。2027年までに450億ポンドの減税となり、「スタグネーションのサイクルを成長のサイクルに変える」ものだと述べた。
ユーロ/円、ポンド/円は底堅い。本邦の政局不安や日銀の利上げ時期先延ばし観測による円安ムードを受けて、ユーロ/円は172.273円と1年ぶりの水準まで上昇しました。かたやポンド/円も、英国の財政政策への不安があるものの、円安地合いにサポートされて199.823円まで上伸しました。ただ、どちらの通貨ペアも上昇ペースが速かった反動で、高値圏では調整売りが入り、ユーロ/円は170.80円台、ポンド/円は198.20円台まで押し戻される場面もありました。
23日の外国為替市場で、英ポンドが対ドルで37年ぶりの安値を付けた。リズ・トラス新政権による、過去50年で最大規模の減税政策に反応した格好。
一方、ポンド/円はこれまで通り200.00円の壁に挟まれる形になってはいるものの、じりじりと下値を切り上げており底堅さは維持されていると考えます。197.70円の一目転換線付近まで調整する場面があれば、押し目買いを検討したいと考えています。ただ、197.00円を割り込んだ場合は195.00円付近までの調整も想定されるため、慎重に買いのタイミングを見極めたいです。
国債の増発が難しい中、公的債務の返済を増税に頼ることになれば、英経済が低成長に留まる可能性もあります。来週はCPIや平均時給などが発表されます。市場では8割程度、8月利下げを織り込んでいますが、サービスインフレや平均賃金の伸び鈍化が進み、こうした見方を強めることができれば、利下げ期待からポンドの上値は抑えられる懸念もあります。
こちらのIG為替レポートで指摘したとおり、今週のドル円(USD/JPY)は米経済指標で上下に動くだろう。注目は明日の10月消費者物価指数(CPI)と15日の同月小売売上高である。CPIでインフレの粘着性、小売売上高で個人消費の底堅さが確認される場合は、「ドル円の上昇→ポンド円の上限200.00のトライ」を想定しておきたい。
一方、今週の米経済指標がドル安の要因となれば、ポンド円(GBP/JPY)はレンジの下限196.00レベルを視野に下落する展開を想定しておきたい。英国の賃金統計次第では下方ブレイクの可能性もある。
一方で財務省は、一連の政策により公的債務が720億ポンド増えることになるとしている。



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