市がラーメン課 驚きの経済効果

「札幌ラーメン」「博多ラーメン」と並び、日本三大ラーメンのひとつに数えられる「喜多方ラーメン」。そのご当地、福島県喜多方市が今年度から「喜多方ラーメン課」を立ち上げた。まるで冗談のようなネーミングの部署だが、設置の裏には後継者不足など地域が抱える事情があり、関係者は本気そのものだ。

山形県南陽市のご当地ラーメンは1杯590円から。これを含む地元のラーメンが驚きの経済効果をもたらしています。

月ごとの公表データを山形市が集計した。市内のラーメン店主らが市役所に集まり、結果発表を待った。首位を守ったことがわかると、くす玉を割って喜びを分かち合った。2位との差額は22年の623円から、23年の2369円、24年の6097円へ拡大している。