ポンド/円 今日の見通し 「BOEの年内利下げを巡り 賃金上昇率に注目」FXトレード戦略 2025/8/12

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ポンド/円 今日の見通し 「BOEの年内利下げを巡り 賃金上昇率に注目」FXトレード戦略 2025/8/12
 

短期トレード即効チャージ ポンド円

ポンドのFXデイトレードを行ううえで、インプットしておきたいトレードシナリオなどをギュッとまとめました。

執筆:外為どっとコム総合研究所 為替アナリスト 中村 勉
Twitter:@gaitamesk_naka
日々、相場情報発信中!

ポンド(GBP)トレードに関わる現在までの相場トピック

本日15:00 英7月雇用統計発表!
・7月17日に発表された英6月失業率は4.5%で前月から横ばい。3-5月週平均賃金(除賞与)は前年比+5.0%と市場予想(+4.9%)は上回ったものの、前月(+5.3%)を下回った。

・8月7日の会合でイングランド中銀(BOE)は政策金利を4.00%に25bp(0.25%ポイント)の利下げを実施した。金融政策委員会(MPC)メンバーの9人中4人が据え置きを支持、4名は25bp利下げを、1名が50bp利下げ支持し、2回目の投票で5名が25bp利下げを支持した。

・英7月製造業購買担当者景気指数(PMI)・改定値と7月サービス業PMI・改定値はそれぞれ48.0、51.8となった。製造業は速報値(48.2)から下方修正、サービス業は速報値(51.2)から上方修正された(8月1日、5日)。

・7月16日に発表された、英6月消費者物価指数(CPI)は前年比+3.6%で前月や市場予想(+3.4%)を上回った。CPIコアは+3.7%で前月や予想(+3.5%)から上昇し、サービスCPIは前月から横ばいとなる+4.7%だった(予想+4.5%)。

・7月11日に発表された英5月月次国内総生産(GDP)は前月比-0.1%で予想(+0.1%)を下回り、2カ月連続のマイナス成長となった。
5月15日に発表された、英1-3月期GDP前期比+0.7%で市場予想(+0.6%)を上回った。

今日のポンド(GBP)トレード メインシナリオ

BOEの年内利下げを巡り 賃金上昇率に注目

7日に英中銀(BOE)は金融政策決定会合(MPC)を開催し、政策金利を4.00%へ25bp(0.25%ポイント)利下げした。利下げは市場の予想通りだったが、予想よりも多くのメンバーが金利据え置きを支持したことがサプライズだった。BOEは同時に公表した金融政策報告でインフレが9月までに4.0%程度へ反発した後に、中銀目標の2%に向けて低下すると予想しており、その過程で、インフレ上昇が賃金や価格設定にさらなる上昇圧力をかけるリスクを警戒している。
本日発表の英7月雇用統計では、4-6月週平均賃金(除賞与、前年比)に注目したい。市場予想は前回(3-5月)から横ばいの+5.0%となっている。平均賃金の伸びが前回から加速していた場合には、インフレ警戒につながり、BOEの年内追加利下げ観測が後退することになりそうだ。

ポンド/円 最新チャート分析

今後の注目経済指標・イベント

15:00 英7月雇用統計
21:30 米7月CPI

「ぴたんこテクニカル」内「お天気シグナル」の分析結果

外為どっとコムのテクニカル分析ツール「ぴたんこテクニカル」の「お天気シグナル」ではポンド/円は晴れ、ポンド/米ドルは曇り空に雨がぱらつく。12時にポンド/円のRSIでシグナルが点灯。

【情報提供:外為どっとコム】

<「ぴたんこテクニカル」の「お天気シグナル」 詳細はこちら>

  • ※ 「ぴたんこテクニカル」の「お天気シグナル」とは、選択した通貨ペア・足種に対して、複数のテクニカル分析を行った結果をパネル形式で一覧表示することにより、直感的に相場状況を把握することができるツールのことを指します。
  • ※また、高機能チャート(パソコン版)/(スマホ版)では「取引分析」 を選択することで、外為どっとコムの『外貨ネクストネオ』でお取引をされているお客さまの指値やストップ注文の状況をチャート上に表示が可能です(「外為注文情報」)。
  • ※ なお「ぴたんこテクニカル」の「お天気シグナル」や、「外為注文情報」は情報提供を目的としており、投資の最終判断は投資家ご自身でなさるようお願い致します。

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外為どっとコム総合研究所 情報企画部 為替アナリスト
中村 勉(なかむら・つとむ)
米国の大学で学び、帰国後に上田ハーロー(株)へ入社。 8年間カバーディーラーに従事し、顧客サービス開発にも携わる。 2021年10月から(株)外為どっとコム総合研究所へ入社。 優れた英語力とカバーディーラー時代の経験を活かし、レポート、X(Twitter)を通してFX個人投資家向けの情報発信を担当している。
経済番組専門放送局ストックボイスTV『東京マーケットワイド』、ニッポン放送『飯田浩司のOK! Cozy up!』などレギュラー出演。マスメディアからの取材多数。

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2029年8月のポンド円見通し

2028年1月のポンド円予想。当月始値 231.88、最低 231.88、当月最高 242.42。平均 236.26。月末 238.84。変更 3.0%。

2027年10月のポンド円見通し。当月始値 223.19、最低 219.16、当月最高 225.84。平均 222.67。月末 222.50。変更 -0.3%。

2027年4月のポンド円見通し。当月始値 218.12、最低 218.12、当月最高 228.03。平均 222.23。月末 224.66。変更 3.0%。

2029年8月のポンド円見通し。当月始値 247.28、最低 241.36、当月最高 248.72。平均 245.60。月末 245.04。変更 -0.9%。

日米の関税協議では、石破茂首相とトランプ氏の日米首脳会談がカナダで16日に実現したが、合意には至っていない。トランプ氏が4月に決めた相互関税の上乗せ部分の一時停止は7月9日に期限を迎えるため、今後も日米協議の進展がみられなければ、日本経済の悪材料として意識されやすくなる可能性もある。ポンド円相場の今後の値動きは日米関税協議の進展度合いに左右される側面もありそうだ。

最新のポンド円為替レート 199.31円。日の範囲の 198.81 - 199.49円。前日 198.92円。前日比 +0.20%。

2029年8月のポンド円見通し。当月始値 255.26、最低 249.16、当月最高 256.74。平均 253.53。月末 252.95。変更 -0.9%。

また、ポンド/円は、200日移動平均線や一目均衡表の雲との位置関係を踏まえると、底堅さが感じられます。しかしながら、上方向の重さは完全には払拭されておらず、上昇の勢いが限られている点が気になります。200日線付近まで調整して値固めができた後に、戻りを試す展開となるのではないでしょうか。

2028年11月のポンド円予想。当月始値 235.24、最低 235.24、当月最高 245.78。平均 239.60。月末 242.15。変更 2.9%。

8月7日(木曜日)のポンド円見通し: 為替レート 197.29、 最高 200.25、最低 194.33。 8月8日(金曜日)のポンド円予想: 為替レート 198.12、 最高 201.09、最低 195.15。 8月11日(月曜日)のポンド円見通し: 為替レート 193.31、 最高 196.21、最低 190.41。 8月12日(火曜日)のポンド円予想: 為替レート 194.36、 最高 197.28、最低 191.44。

2029年1月のポンド円予想。当月始値 238.16、最低 238.16、当月最高 246.59。平均 241.47。月末 242.95。変更 2.0%。

2029年4月のポンド円見通し。当月始値 241.65、最低 236.69、当月最高 243.89。平均 240.63。月末 240.29。変更 -0.6%。

第一週 8月18日(月曜日)のポンド円見通し: 為替レート 202.55、 最高 205.59、最低 199.51。 8月19日(火曜日)のポンド円予想: 為替レート 197.63、 最高 200.59、最低 194.67。 8月20日(水曜日)のポンド円見通し: 為替レート 198.71、 最高 201.69、最低 195.73。 8月21日(木曜日)のポンド円予想: 為替レート 200.01、 最高 203.01、最低 197.01。 8月22日(金曜日)のポンド円見通し: 為替レート 199.71、 最高 202.71、最低 196.71。

2028年6月のポンド円見通し。当月始値 239.19、最低 230.02、当月最高 239.19。平均 235.48。月末 233.52。変更 -2.4%。

8/4の1.3254ドル、195円04銭を安値に ?対ユーロでのポンド買い ?8/5発表の米7月ISM非製造業景気指数が市場予想を下回ったこと ?8/6にはミネアポリス連銀総裁が年内2回の利下げ観測は妥当と述べたこと、さらに、?8/7の英中銀政策委員会では予想通り0.25%の利下げを決めたものの、9名の政策委員の5対4と僅差となったことに加え、四半期金融政策報告書の責任者であるロンバルデリ副総裁とピル主席エコノミストがいずれも据え置きを支持。次回9/18以降の利下げ継続は困難との臆測とともに8/8には1.3459ドルへ上昇したほか、ドル円の147円90銭への上昇とともにポンド円も198円83銭へ上昇し、1.3452ドル、198円73銭で取引を終えました。

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