【見通し】ロンドン為替見通し=15日の米露首脳会談前の欧米首脳会合に要注目か

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【見通し】ロンドン為替見通し=15日の米露首脳会談前の欧米首脳会合に要注目か

本日のロンドン為替市場のユーロドルは、主要な経済指標や要人発言の予定がないため、15日の米露首脳会談に向けた米・欧・ウクライナ首脳によるオンライン会合からのヘッドラインに警戒していくことになる。

 本日の首脳会議には、ゼレンスキー大統領、メルツ独首相、マクロン仏大統領、スターマー英国首相、メローニ伊首相、トゥスクポーランド首相、オルポフィンランド首相、フォン・デア・ライエン欧州委員会委員長、ルッテNATO事務総長が出席するが、トランプ米大統領の参加は未定となっている。

 15日にアラスカで開催予定のトランプ米大統領とプーチン露大統領によるウクライナ戦争の停戦を巡る米露首脳会談では、ゼレンスキー・ウクライナ大統領は参加しないと報じられる中、ロシアがウクライナへの攻勢を強めている。

 トランプ米大統領は、プーチン露大統領に対して、ロシアが制圧したウクライナ領の一部を返還することで、「領土の交換」を停戦交渉の焦点とする考えを示している。

 しかし、プーチン露大統領は「完全な停戦」に応じる条件として、ウクライナが東部ドンバス地方(ドネツク、ルハンスク両州)から軍を撤退させることを求めている。

 ゼレンスキー・ウクライナ大統領は、領土の割譲には応じない姿勢を明確にしており、同盟国に対して、ウクライナに安全保障が提供されるまでロシアに対する制裁措置を維持するよう呼びかけている。

 トランプ米政権と欧州連合(EU)による15%の関税合意を受けて、ユーロ圏の景況感悪化が警戒される中、8月独ZEW景況感指数は34.7と7月の52.7から悪化、ユーロ圏ZEW景況感指数も25.1と前月の36.1から悪化していた。

 しかしながら、ナーゲル独連銀総裁は「主要政策金利は現在、非常に良好な水準にある。ここからは経済の動向を注視し、必要であれば柔軟に対応できる」と述べ、追加利下げへの思惑を一蹴した。

想定レンジ上限

・ユーロドル:1.1789ドル(7/24高値)

・ユーロ円:173.97円(7/28高値)

想定レンジ下限

・ユーロドル:1.1546ドル(日足一目均衡表・転換線)

・ユーロ円:171.34円(日足一目均衡表・転換線)

(山下)

・提供 DZHフィナンシャルリサーチ

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