12日の東京株式市場で日経平均株価は5日続伸した
12日の東京株式市場で日経平均株価は5日続伸した。前営業日比897円69銭(2.15%)高の4万2718円17銭と、最高値を1年1カ月ぶりに更新した。連休中に米国株が堅調に推移していた流れを引き継いだほか、米中の貿易協議を巡る緊張緩和が支えとなり、日本株には買いが優勢だった。決算を手掛かりにした物色も活発だった。海外短期筋による株価指数先物への買いが売り方の買い戻しを誘い、株価上昇に弾みを付けた。日経平均の上げ幅は一時1100円を超え、4万3000円に肉薄した。
12日の東京株式市場で日経平均株価が続伸し、一時2024年7月11日に付けた史上最高値(4万2224円)を上回った。当面の相場動向をどう見るか、市場関係者に聞いた。
こうなると苦しいのが、日経平均先物やコールオプション、個別銘柄を売り建てている「売り方」です。株価指数が史上最高値を更新する状況下、おそらく売り方による損失覚悟の買戻し(踏み)が断続的に発生しているでしょう。この「踏み」が、日本株の上昇の要因になっていると見ています。
日経平均は上昇が一服する場面もあった。米ブルームバーグ通信は12日午後に「中国当局は、米国の輸出規制に準拠しつつ中国向けに設計された米エヌビディア製の人工知能(AI)アクセラレーター『H20』製品について、使用を控えるよう新たな指針で中国企業に求めた」と報じた。高値警戒感も生じるなか、米中関係の不安が払拭し切れていない点は一定の重荷になった。
今後の日経平均株価やTOPIXに関しては、テクニカル的に25日移動平均線を下回り、かつ25日移動平均線自体が下向きに転じるまで、強い動きが続くと考えます。
きょう(13日)の東京株式市場で日経平均株価は一時500円以上値上がりし、史上初めて4万3000円台に乗せています。連日、史上最高値を更新しています。



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