オールナイト万博への参加者の反応は 予想以上にポジティブでした
SNSで「オールナイト万博」について調べれば調べるほど、人間の多様性というものを改めて感じずにはいられませんでした。全く同じ状況に置かれていても、その受け取り方や感じ方は本当に人それぞれで、これほど意見が分かれる出来事も珍しいのではないでしょうか。私のサロンでお客様とお話ししていても、同じニュースに対する反応が人によって全然違うことがよくありますが、今回の「オールナイト万博」は、その典型例だったと思います。
「オールナイト万博おもろそうw」「めちゃくちゃ楽しいのでは」「正直ちょっと羨ましい」といったポジティブな声の背景には、万博という特別な場所への憧れと、「レアな体験」に対する価値観があるように感じました。確かに、万博という一生に一度の大イベントで、しかも通常では絶対に体験できない「夜の万博」を経験できるなんて、考え方によってはとても貴重な機会ですよね。私も、もし体力的に問題がなく、家族の心配もなければ、ちょっと体験してみたいと思ったかもしれません。
オールナイト万博は、大阪メトロのトラブルによる混乱から生まれましたが、ポルトガル館のダンスやビール提供、スタッフの笑顔が、来場者に忘れられない夜をプレゼントしました。
万博大好きリピーターとして何度も会場を訪れている私の経験から言えば、今回の「オールナイト万博」は、夢洲という立地特性と交通インフラの課題が露呈した出来事だったと思います。夢洲は人工島という特殊な立地にあるため、アクセス手段が限られているのが現実です。普段は問題なく機能している交通システムも、一度トラブルが発生すると大規模な影響が出やすい構造になっているのです。私も以前、別の離島でフェリーが欠航になって困った経験がありますが、島嶼部特有の交通リスクというものは確実に存在します。
オールナイト万博の背景には、大阪メトロ中央線の設備トラブルがありました。
オールナイト万博では、帰宅困難という厳しい状況の中、来場者たちが工夫を凝らして非日常を楽しむ姿が見られました。
特に印象的だったのは、「最初で最後の経験が奥ゆかしすぎて一生忘れられない」という声でした。これは本当にその通りで、どんなに万博が人気でも、「オールナイト万博」なんて体験は二度とできないでしょうからね。そう考えると、確かに貴重な体験だったのかもしれません。
この影響で約3万人の来場者が会場に滞留し、「オールナイト万博」という言葉がSNSでトレンド入りしました。
Q1. オールナイト万博はまた発生する可能性がありますか?
大阪メトロ中央線のトラブルに伴い、万博会場で一夜を過ごすことになった来場者からはSNSの投稿が相次ぎ、「オールナイト万博」のキーワードが一時トレンド入りした。独自の判断で帰宅困難者を受け入れた各国パビリオンの「神対応」も話題になった。
オールナイト万博は、予期せぬトラブルから生まれた貴重な体験でした。
SNSでの反応を見ていて興味深かったのは、同じ状況に置かれていても、人によって受け取り方が全く違っていたことです。「オールナイト万博おもろそうw」「めちゃくちゃ楽しいのでは」といったポジティブな声がある一方で、「何も準備なしに突然帰れないのはツライ」「駅前で1時間半身動き取れないのは正直死ぬ」という切実な声も多く見られました。私の経験上、こういった予期せぬ状況では、その人の性格や体調、同行者の有無などによって感じ方が大きく変わるものです。
オールナイト万博への参加者の反応は、予想以上にポジティブでした。
今回の「オールナイト万博」で大いに活用されたのが、万博会場の各所に設置されているライブカメラでした。これらのカメラを上手く活用すれば、会場内の混雑状況や雰囲気をリアルタイムで把握することができます。私も家からライブカメラの映像をチェックしていましたが、「シグネチャー付近のライブカメラ、めちゃくちゃ楽しそう」という投稿の通り、場所によって状況が大きく異なることがよく分かりました。


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