ハッピーセット 客 すぐ買えた
一方で、車利用者のうち、ハッピーセットを狙う購入者は、すぐに手に入るドライブスルーや独立店舗を利用する傾向があります。
また、本やおもちゃについては、「ハッピーセットの『ほん』や『おもちゃ』で子供たちが夢中になって遊びながら幅広い領域への興味を深め考える楽しさを広げてほしいと考えています。自分らしく生きていくための想像力・表現力・創造力を育むことを目指し子供の発達支援の専門家とともに発達のための7つのテーマに沿って開発しています」とも書かれていた。
また、こうした事態から、今年5月の「マインクラフト ザ・ムービー」「ちいかわ」のハッピーセット販売時の混乱を思い出す人も。今回同様に、販売開始直後からフリマサイトなどにおもちゃの出品が相次ぎ、販売開始から2日後には早期販売終了が発表されていたことから、「ちいかわのときと同じじゃん」「ちいかわ以上にひどい状況になってないか…?」「ちいかわハッピーセットで何も学ばなかった模様」といった批判の声も多数上がっています。
もう1つ人々の怒りを買っているのは、ハッピーセットの商品内容に基づく食品ロスの必然性。転売対策の甘さが転売ヤーの大量購入と放置・廃棄を招いただけでなく、商品内容にも問題点がうかがえる。
日本マクドナルド(東京都新宿区)が8月14日、同月15日から発売されたハッピーセット「ポケモン」第2弾について、3日間の購入制限を実施することを発表しました。
たとえば、ハッピーセットを大人が購入する場合、バーガーの選択肢を増やしてあげつつ、一方で金額は単品のオーダー時より割高で販売してもいいのかもしれない。これは「それくらいの対応をしなければ食品ロスを削減できないほど、ハッピーセットのおもちゃが大人にとっても魅力的なもの」ということでもある。
つまり、ハッピーセットを買うためにわざわざモールに行く人は限られてくるため、ゲットできる可能性が高くなります。
ハッピーセットの商品ページには「私たちは、これからの社会を担う子供たちの『今』も、そして『未来』も、明るく幸せなものであって欲しいと心から願っています。そのために、ハッピーセットは『ほん』や『おもちゃ』で、子供たちが夢中になって遊びながら、いきいきと自分らしさを発揮し、発達することをサポートしていきます」と、その理念が書かれている。
今回の騒動はマクドナルドの本部を除く、多くの人々が予想できたことであり、それを客任せの性善説で押し切ろうとしたところに企業体質がうかがえる。ハッピーセットそのものは素晴らしいサービスだけに、対応を改めることで、まずは子供たちを再びハッピーにさせてほしいところだ。
ハッピーセットは今回のポケモンに限らず、小学生だけでなく園児たちの人気も凄まじい。トミカ、プラレール、マインクラフト、ジョブレイバー、ちいかわ、すみっコぐらし、ハローキティ、リカちゃん、ドラえもん、クレヨンしんちゃん、星のカービィなど、日本のオールスターというべきおもちゃがもらえるのだから、特に幼児は「興味ない」という子供を探す方が難しいくらいではないか。
ポケモンのハッピーセットを買えなかった人から厳しい言葉をかけられたことは想像に難くないが、買えずに悲しい顔で帰っていく子供の姿を見ることも、店内に廃棄された食品を片付けることもつらかったのではないか。
ハッピーセットは、バーガー(チキンマックナゲット、チーズバーガー、ハンバーガー、プチパンケーキ)、サイド(えだまめコーン、サイドサラダ、マックフライポテト)、ドリンク(12種類)の3ジャンルから1つずつ選ぶセットとして販売されている。
今回のハッピーセット「ポケモン」を巡っては、第1弾発売時、購入特典として8月9日〜11日の3日間限定で配布予定とされていた「ポケモンカード」が、配布初日に「早期終了」がアナウンスされる事態に。配布初日には、SNSで各店舗に購入希望者が殺到している様子や、おもちゃと「ポケモンカード」だけが抜き取られた食品が放置・廃棄されている様子、「買えなかった」という多数の報告が上がり、物議を醸していました。同月11日には、同社が混乱に対する謝罪と今後の対応に関する声明を発表しています。
前述したハッピーセットの理念も、肝心の子供に届かないのであれば、絵に描いた餅に過ぎず、「けっきょく利益優先の企業」というレッテルを貼られるだけだろう。
8月11日、日本マクドナルドがハッピーセットのポケモンカードキャンペーンで、転売目的の大量購入、店内の混乱、食品の放置・廃棄が発生したことなどをホームページ上で謝罪。


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