前日欧州時間から本日アジア時間のマーケット動向と個人資家動向をまとめました。市場参加者の動向を確認し、FX取引をする上での情報としてお役立てください。
FX投資家フローと市況
前日オープンから本日15時までのUSDJPYの値動き(ローソク足)と個人投資家動向です。(画面下のグラフは各時間帯の個人投資家の売買を表しており、青いバーが売数量、赤いバーが買数量です。)

14日、注目された米7月PPI総合指数、コア指数の前月比・前年同月比が揃って市場予想を上回ったほか、新規失業保険申請件数が強い結果となり、米長期金利の上昇とともにドル買いが進行した。途中、米株の調整売りの影響で、上昇ペースが鈍る場面もあったが、前日のベッセント米財務長官の発言などを受けて、強まりかけていた9月FOMCでの米大幅利下げ観測が剥落したことでドル買いの勢いは止まらず、ドル円は147.964円まで上昇した。
本日アジア時間、序盤、本邦4-6月期GDP速報値が予想より強い結果となり日銀の利上げが意識されたほか、実需勢のドル売りや昨日の上昇の反動も加わり、円買いが進行、ドル円は147.050円まで下落した。
取引金額
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市場シェア上位
外為どっとコムのFX取引サービス「外貨ネクストネオ」取り扱い通貨30通貨ペアの内、取引量が多かった上位10位です。

ポジション金額
外為どっとコムのFX取引サービス「外貨ネクストネオ」ポジションの円換算金額です。(青いバーが売建玉、赤いバーが買建玉です。)

ポジション増減
外為どっとコムのFX取引サービス「外貨ネクストネオ」主要通貨ペアのポジション増減(前日比)です。

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FX個人投資家動向 過熱気味の9月米利下げ期待後退 ドル買いへx203cリラ円
追い打ちをかけるように、同インタビューでベッセント長官は植田日銀総裁と意見交換したことを明かし、「日本はインフレ抑制策を講じるべきだ」と指摘。市場では“円安牽制”と受け止められ、円買い圧力も強まった。しかし終盤にかけては、米株価の堅調推移を背景に投資家心理がリスクオンに傾き、円売りが優勢となり、ドル円は147.509円まで買い戻された。
外為どっとコムのFX取引サービス「外貨ネクストネオ」主要通貨ペアのポジション増減(前日比)です。
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外為どっとコムのFX取引サービス「外貨ネクストネオ」取り扱い通貨30通貨ペアの内、取引量が多かった上位10位です。
本日アジア時間、前日のベッセント米財務長官の発言を受けて、米国の利下げ観測および日本の利上げ観測からドル売り・円買いが進行、ドル円は146.371円まで下落した。その後、146.750円付近まで反発したが、日銀が実施した中長期ゾーンの国債買い入れオペが総じて弱い結果だったことから、日本の国債金利が上昇すると、再びドル円は売りが優勢となり、146.336円まで下落した。
13日、9月米FOMCでの利下げ観測の高まりや、トランプ大統領のFRBへの政治的圧力を懸念して、ドル売りが進行する中、ベッセント米財務長官がブルームバーグのインタビューで「米金利は現在より1.50~1.75%低い水準が適切」「9月の0.50%利下げは高い確率で実現する」と発言。米金利のさらなる低下観測が強まり、ドル円は147.090円まで下落した。


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