
中国指標弱く元安進む=中国人民元
11時に発表された7月の中国の小売売上高や鉱工業生産といった一連の指標が軒並み弱く、人民元は軟調。ドル人民元はドル安一服で昨日の安値7.1676元からのドル高元安が進み、海外市場で7.18台を回復、オフショア元が少し買われて朝一7.1788を付けたが、指標の弱さもあり7.1835まで上昇と、昨日の高値を超える動きを見せた。
対円では昨日海外市場での円安進行に20円60銭を付ける動きを見せ、ほぼ高値圏で海外市場を終えると、朝は中国市場オープン前に円高が進み20.55割れでスタート。直近20.51台と元安円高。
USDCNY 7.1816 CNYJPY 20.513
(配信:みんかぶFx 2025/8/15(金) 11:44)
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FX 為替 中国指標弱く元安進む中国人民元
FXトレーダー・羊飼いに聞く、初心者におすすめのFX口座の選び方とは?
米ドル/中国人民元の取引ができるFX会社については、国内の有名どころだと、サクソバンク証券やIG証券、デューカスコピー・ジャパン、あとはゲインキャピタル・ジャパン、アヴァトレード・ジャパンなどの外資系FX会社が挙げられます。
人民元相場は管理変動相場制によってコントロールされており、中国本土の住居者や、貿易など実需に基づく取引に限られるほか、毎日人民銀行が発表する1ドルあたりの人民元の基準値レートで日中の変動幅を上下2%以内に設定するなど多くの制限が課せられています。中国当局にとっては通貨の価値をコントロールするための規制ですが、この規制により、人民元は外国為替市場にはほとんど流通しない流動性の低い通貨となっていました。しかし、急激な経済成長を遂げている中国としては、国際金融市場から取り残されるわけにはいかなかったため、中国本土の人民元(CNY)取引市場とは別に、2010年に中国本土外の人民元(CNH)取引市場を立ち上げました。 マーケットではCNYを「オンショア人民元」、CNHを「オフショア人民元」と呼んでいます。ただ、それぞれが異なる貨幣というわけではなく、調達先によって表記が区別されています。2つの人民元相場では取引ルールや市場参加者が異なるため為替レートも異なります。このように人民元には2つの市場がありますが、現在市場規模を拡大させているのはCNH(オフショア)になります。市場を拡大させている要因として中国政府が正式に認めた市場であるということはもちろんですが、規制緩和により人民元の調達コストが低減し、世界中から取引参加者が集まったことが挙げられます。そしてみんなのFXをはじめ多くのFX会社が取り扱う人民元もこの「CNH(オフショア)」となります。
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米ドル/中国人民元は特殊な通貨ペアだけに、取扱い会社によっては、売り買いどちらも支払いとなっているケースもありますので、取引の際は注意してください。米ドル/中国人民元を取引できるFX会社は限られていますし、スプレッドやスワップ金利の水準をきちんと確認しておいた方が良いという注意事項はありますが、それでも取引できるFX会社は数社あります。興味が湧いた方は、各社のウェブサイトでスペックなどの詳細を確認してみてくださいね。
スイスの金融機関、デューカスコピー・バンクを親会社に持つデューカスコピー・ジャパン。高い流動性を誇る独自の「ECN」(電子商取引ネットワーク)で取引ができるということで、以前から大口トレーダーやスキャルピングが得意な上級者などの間では、ちょっと知られたFX会社だったそう。


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